2014年08月08日
コンテンツ番号7366
水しぶきを上げて魚を追いかける
北秋田市子ども会育成連合会(湊屋啓二会長)と鷹巣漁業協同組合(湊屋啓二会長)主催の魚のつかみどり大会が8月17日(日)、米代川河川公園で開かれ、市内や三種町の子ども会などから参加した約150人の家族連れが、素早く泳ぎ回る魚を追いかけました。
この魚のつかみ取り大会は、自然と触れ合う機会が少なくなった子どもたちに、川遊びを通して河川愛護と自然との共生を学んでもらおうと開催しています。
会場は、米代川西鷹巣大橋下流の河川公園の一角。例年であれば、米代川本流から引き込んだ水路の浅い部分を土のうなどで止め、魚が逃げないようにした仮設の生け簀(いけす)で行われていますが、今年は、大雨による増水で川の水位が高く危険なため、ビニールシートなどで作った特設プールで行われました。
開会式では湊屋会長が、「今年はイワナ、ヤマメ、ニジマスなど約2500匹を準備しましたので、一人約20匹とれる計算です。中には40センチを超える大物のニジマス160匹も用意しましたので頑張って捕まえて、楽しい一日にしてください」などとあいさつ。
この後、用意されたイワナ、ヤマメ、ニジマスの3種類の魚が漁協の皆さんにより特設プールへ放たれ、就学前の幼児、小学校1・2年、3・4年、5・6年、一般などの部門ごとにつかみ取りを行いました。
参加者は、合図とともに魚が放たれた特設プールに一斉に入り、衣服が濡れるのもかまわず、水しぶきと歓声をあげながら魚のつかみどりに挑んでいました。