2014年07月02日
コンテンツ番号7348
誰が食べてもおいしいバター餅を
日本バター餅協会(村井松悦会長)の平成26年度の総会が7月2日(水)、市交流センターで行われ、バター餅を製造する会員らが出席して、事業計画及び収支予算などを審議しました。
総会では、村井会長が「日本バター餅協会も発足して3年目。まちおこし活動の推進と販路拡大、また本家本元のバター餅を日本中に知らしめるために活動ができ、昨年はバタもっちの誕生、本城奈々さんによるバターもちのうたとバター餅体操で大変人気を集めました。最近は観光協会や物産協会の合併の機運が盛り上がっているが、一緒になって北秋田市の特産品として売り込むために、皆さんのご協力をお願いしたい」などとあいさつ。
続いて来賓の虻川副市長が「百貨店やネット販売で北秋田市産以外のバター餅が見られるようになってきた。また、大手コンビニでも協会で定めている方法と異なるバター餅が作成されているが、最終的にはおいしい本物に行きつくだろうと考えている。誰が食べてもおいしいバター餅をという当初のコンセプトで皆さんで協力し、作成したおすそ分けの包装紙を帰省シーズンに向けて活用していきましょう」などと強調しました。
議事では平成25年度事業報告、収支決算報告が行われたほか、平成26年度の事業計画や収支予算を決めたほか、役員改選では役員全員の再任、バタもっちの利用に関する規定も承認されました。
平成26年度の事業計画では、首都圏百貨店等で行われる物産展の実演販売や大山商店街でのイベント、協会主催イベントとしては7月23日の「バター餅の日」記念イベント、バター餅を宣伝する「バター餅大使」の任命、敬老会参加者へ「寿命が延びるバター餅」の贈呈、受験を控えた中学3年生へ「点が伸びる合格祈願バター餅」の贈呈などが計画されています。
また、今年の8月には審査を合格した製造者だけが使用していた商標「北あきたバター餅」の使用有効期限が満了になることから、再審査が行われます。
総会終了後は「バター餅製造に係る衛生管理講習会」も開催され、北秋田保健所の袴田知之技師が「バター餅への食品表示について」と題して講演を行い、原材料を表示する際の注意点や保存方法、賞味期限の注意点などについて説明。参加した会員らはバター餅の保存方法などについて質問をするなど熱心に勉強していました。