2014年07月13日
コンテンツ番号7343
光と音が夜空に舞い踊る
秋田県内ではもっとも早い時期に開催される恒例の「第23回米代川花火大会(実行委員長=村井松悦・北秋田市観光協会会長)」が7月13日(日)、米代川河川公園を会場に開催され、多くの見物客が光と音のショーに酔いしれました。
大会は、昭和の合併以前に旧鷹巣町で開かれていた花火大会を鷹巣町観光協会(現北秋田市観光協会)が平成3年に鷹巣中央公園桜まつりのメインイベントとして36年ぶりに復活させ、その後、会場を米代川河川敷に移して開催されています。当初は6月に開かれていましたが、大館能代空港が開港した平成10年からは開港日の7月18日を記念し、この時期に開催されています。
当初は12日(土)に開催が予定されていましたが、台風8号の影響により13日に順延。この日も雨が心配されましたが、打ち上げが始まる頃には雨も止み、家族連れなどが続々と訪れ、観覧席となった河川敷公園のグラウンドや堤防の周囲も4500人の見物客で埋まりました。
午後6時20分から始まったアトラクションでは、劇団マグワイヤによるジャズ演奏、金沢晴子さんによる歌謡ショー、ケ・アロハ・フラオハナ鷹巣によるフラダンスが行われ、会場を盛り上げました。
また、午後7時15分から行われた開会セレモニーでは、村井実行委員長が「台風8号が迫り、中止になるかと思われましたが、こうして23回目の花火大会を迎えることができたのはご協力いただいた皆さんのおかげです。今日は最後まで楽しんでください」などと歓迎のあいさつをしました。
続いて、津谷市長、近藤健一郎・県議会議員、北林丈正・県議会議員が来賓を代表してあいさつ。このうち、津谷市長が「これから北秋田市の夏の始まりです。7月19日には阿仁の熊牧場のリニューアルオープンや、秋の国民文化祭りなどたくさんの行事がめじろ押しですので、多くの皆さんが北秋田市を訪れてくれることを期待します」などとあいさつしました。
午後7時30分開始号砲が鳴り、4号から10号の割物花火、華やかなスターマインなどが次々と打ち上げられ、漆黒の夜空を華やかに彩りました。
フィナーレは「躍進、北秋田~サマーナイトドリーム」と題したスペシャルスターマイン。会場全体を明るく浮かびあがらせるほどの色とりどりの連射花火がダイナミックに夜空を焦がし、会場からは拍手と歓声が沸き起りました。