2014年07月14日
コンテンツ番号7340
7月19日、待望のオープン
阿仁熊牧場にヒグマ舎が完成し、7月14日(月)に報道関係者へ公開されました。
ヒグマ舎は、八幡平熊牧場のヒグマを受入れるため、既存施設の西側に建設を進めていました。
ヒグマ舎・管理棟は、鉄筋コンクリート一部2階建てで、建築面積660.50平方メートル、延床面積839.06平方メートル。1階部分は管理スペースやヒグマを収容する獣室、2階部分には展示および学習スペースが設けられました。運動場の面積は1,530平方メートルで現況地形(土地形状、草地、樹木等)を活用し、その周囲を二重式金属柵(内柵、外柵)で囲み、金属柵には1秒間に1回程度の割合で数千ボルトの電流が流れるようになっています。観察施設は、立体式観察型遊歩道を採用し、ヒグマ舎屋上の遊歩道(全長約70m)からは、運動場全体を展望することができ、運動場でくつろぐヒグマを観察することができます。また、1階遊歩道からは、ガラス越しに間近でヒグマを見たり、熊穴の中にいる熊を観察したりすることができます。
施設の建設にあたっては、自然景観を生かし、できるだけクマを自然な状態で見られるよう配慮し、訪れる人々に生命の尊さ、大切さを伝え、自然と人と動物をつなぐ場にしていくことを目指しました。
建設工事は平成25年7月1日に工事着手し、平成26年6月30日に完成。工事費は約3億2000万円です。
ヒグマ舎には雄7頭、雌12頭、既存施設ではツキノワグマ雄19頭、雌21頭、ヒグマの雌1頭が飼育されています。
ヒグマ舎は7月19日(土)10時30分にオープン。19日(土)は、竣工記念式典、熊本県PRキャラクター「くまモン」ステージ、20日(日)は超人ネイガーショー、ハリスホーク(鷹匠)ふれあいフライト、21日(月)は本城奈々ライブ、ハリスホーク(鷹匠)ふれあいフライトなどのイベントが行われます。開園時は9時から16時〈19日に10時30分開園)、入場料は大人700円、小・中学生300円、乳幼児無料です。
⇒リニューアルオープンイベント