2014年07月23日
コンテンツ番号7334
なが~く愛される北秋田市の特産品を
北秋田市発祥の全国的な知名度を誇る特産品「北あきたバター餅」の記念日制定イベントが7月23日(水)、市中央公民館で開かれ、200人近くの参加者は楽しくておいしい一日を過ごしました。
このイベントは、市が平成24年7月23日「バター餅の里」宣言を行い、同日に市内のバター餅製造者・販売者などによる「日本バター餅協会」が設立されたこの記念日を「北あきたバター餅の日」として制定し、バター餅発祥の地としての市の更なる知名度の向上と、誘客と販売拡大による地域の活性化を図る目的におこなわれ、今年で2回目になります。
はじめに日本バター餅協会の村井松悦会長が「北あきたバター餅は地域で作り方を教え合ったりしながら田舎でひっそりと作られていましたが、3年前にテレビで紹介されてから爆発的なブームを起こしました。バター餅人気はまだ継続していますので、これからもバタもっちやバターもちのうたと体操で、より一層皆さんに愛される北あきたバター餅になるように取り組んでいきます」などとあいさつしました。
続いて虻川副市長が「バター餅がブームになって3年が経つが、昨年は百貨店戦略ということで、全国18か所の百貨店を回って1万2千パックを売り上げました。またその後も引きあいがあり、約3万パックは売れている。市の知名度を全国的に上げるために商標登録をし、10年後には日本のお土産にしようと目標を立てていましたが、10年もしないうちにコンビニで北あきたバター餅とは違うバター餅が販売されるようになりました。しかし、最後は必ず本物に帰ってきます。これからも長くバター餅を販売するために戦略を考えながら、皆さんと一緒に地域を盛り上げていきたい」などと述べました。
続いて行われた秋田北鷹高校吹奏楽部の演奏会では、立ち上がりながら演奏する姿などに会場は大興奮。このあと、子どもたちに大人気のバタもっちと本城奈々さんが、鷹巣中央保育園と認定こども園シャロームの園児に囲まれながら登場し、秋田北鷹高校吹奏楽部の皆さんが演奏する「バター餅のうた♪」と一緒に会場を訪れた参加者と一緒に「バターもち体操」を元気に踊りました。続けて、本城奈々さんによる「きかんしゃ公園の町」と「浜辺の歌」が歌われたあと、今年10月からはじまる国民文化祭2014において北秋田市で行われる3つの事業について紹介し、国民文化祭に向けて機運を高めました。
このあと、秋田北鷹高校家庭クラブの皆さんにより、BM-1グランプリで最優秀賞を受賞したバター餅がふるまわれ、参加者たちは地元の特産品を味わいながらこの記念日を祝いました。