2014年07月30日
コンテンツ番号7326
皆で仲よく楽しい食育を学ぶ
市健康推進課が実施する「北秋田市食育ジュニア」が7月30日(水)、鷹巣保健センターで行なわれ、市内の児童が調理実習や紙芝居などを通して食の大切さを楽しく学びました。
食育ジュニアは、食育推進事業の一環として、食の豊かな現代社会において幼少時から食に関わり、楽しい体験活動を通して食に関心を持つことでよりよい食習慣の定着を図り、健康な体づくりを支援することを目的に市内の小学1年生を対象に森吉、合川、鷹巣、阿仁地区で行われています。
この日は、鷹巣地区の児童25人が参加しました。オリエンテーションでは、日程を確認し、一人ひとりが大きな声で自己紹介。また「盛り付けをがんばりたい」などの目標を発表して、交流が始まりました。
続いて、地元生産者のお話では森吉生活研究グループの清水倶子(ともこ)さんが講師となり、清水さんが収穫したじゃがいも・長芋・ゴーヤ・ピーマンなど約20種類の野菜や野菜の種を持参し、児童に野菜の名前などを答えてもらいながら、野菜を手にとって触らせたり、においを嗅がせたりしながら、野菜の特徴などを説明しました。児童たちは、地きゅうりを試食したり、とても大きなズッキーニに驚きながら、野菜について勉強をしました。
このあとの調理実習では、児童らはエプロンと三角巾を身にまとい5グループに分かれてクッキングをスタート。今日のメニューはナスやトマトがたっぷり入った「夏野菜カレー」、キャベツやニンジンが入って噛みごたえのある「かみかみ和え」、ビスケットを下に敷き詰めたヨーグルトと果物たっぷりの「ヨーグルトのパフェ」の3種類。指導員の方々が児童に包丁の持ち方や調理器具の使い方などを説明し、隣で安全を見守りながら進められました。
カレーを煮込んでいる間は、スギッチの紙芝居を見て朝ごはんの大事さを勉強。自分たちで作ったカレーやデザートが各テーブルに運ばれると、皆で一緒に元気な声で「いただきます」とあいさつして、美味しそうに食事を楽しんでいました。昼食のあとは、グループに分かれて「豆つかみゲーム」やパズルなどで遊びながら食事について興味を深め、最後はお土産として食事バランスガイドが説明された紙皿をもらい、児童たちは満足した一日を過ごしました。