2014年06月22日
コンテンツ番号7303
日本一のアウトドアスポーツエリアに
森吉四季美湖まつりが、6月22日(日)、森吉山ダム周辺を会場に行われ、ステージイベントやカヌー体験、ダムの見学などを楽しみました。
このイベントを主催する森吉山ダム水源地域ビジョン実行委員会(加藤寿・実行委員長)は、森吉山ダムの完成により誕生したダム湖「森吉四季美湖」をはじめとした森吉山麓の自然環境を活用し、地域活性化につなげるため、行政と協力しながら実現に向けて活動に取り組んでおり、その活動の一環として『森吉四季美湖まつり』を毎年夏と秋に開催しています。
メイン会場の森吉山ダム広報館前で行われたオープンセレモニーでは、加藤委員長が「このイベントは、ダムのお祭りを通じて森吉山をはじめ、素晴らしい自然を知ってもらうことが目的。ここは日本一の渓流トレッキングの場所だと思っている。無数の滝めぐり、ダム湖のカヌー、阿仁川の川下り、大野台ではゴルフもでき、空港も近くにある。日本で山岳観光の地域はたくさんあるが、これほど揃っているのはここしかない。大げさに聞こえるかもしれないが、少しずつでもこの森吉山麓の素晴らしさをPRしていけば、必ず日本有数のアウトドアスポーツエリアになると信じている。今日は会場にたくさん出店していただいていますし、ステージイベントにも秋田大学アカペラサークルなど多くのグループにお集まりいただいていますので、今日一日楽しんでもらいたい」などとあいさつ。
続いて、来賓の秋田大学北秋田分校の濱田純・分校長が「北秋田市と秋田大学が提携して4年目に入り、今日も約20人の学生が参画させていただいた。秋田大学では、地域を理解して地域に役立つ学生を輩出していきたいと思っている。そのためにも地域との交流が大事だと考えているので、今日は学生たちとの交流を深めてもらいたい。このイベントがますます成長されることを願っている」などとあいさつを述べました。
このあと、ステージイベントには「秋田大学アカペラサークル」が登場し、オープニングを飾るにふさわしいきれいなハーモニーを会場一杯に響かせました。そのあとも「スプリングフォー」、「北の杜音楽団」など地元で活躍するグループが演奏を披露し会場を盛り上げ、また、会場には過去最高となる13の出店が立ち並び、来場者は森吉牛や細越うどんなど、地元の多彩な料理に舌鼓を打っていました。
メイン会場以外でも、普段は見ることができないダムの内部を見学する「ダム探検隊」、秋田杉を利用したカヌーに乗ることができる「カヌー体験」、「ダム堤体登り」などたくさんのイベントが行われ、参加者は青空の下で思う存分、アウトドアを楽しんでいました。