2014年06月27日
コンテンツ番号7295
阿仁合小学校児童が音楽の魅力に触れる
阿仁合小学校(佐藤高義校長・児童数42人)で秋に開催される東京フィルハーモニー交響楽団の本公演を前に、6月27日(金)、同校の体育館でワークショップが開かれ、児童たちが音楽家の演奏を聴いたり、ボディパーカッションの実技指導を受けたりしながら、音楽の魅力に触れました。
このワークショップは、一流の文化芸術団体による実演や芸術の巡回公演を行うことにより、子どもたちの豊かな創造力(想像力)や思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成することを目的とした、文化庁の「文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)」の一環で実施されました。
この日は、ボディパーカッションの指導者と、ヴァイオリンやホルン、パーカッション、ピアノの奏者など合わせて6人が来校しました。
始めにミニコンサートが行われ、音楽家が生演奏を披露した後、それぞれの楽器の特徴などを説明しました。続いて児童たちが、本公演で合唱するシベリウスの交響詩「フィンランディア」への歌詞づくりと、ベートーベンの交響曲第5番「運命」にあわせ、体を叩いてリズムを奏でるボディパーカッションに挑戦しました。児童たちは、音楽家の演奏を興味深そうにじっと聴き入ったり、ボディパーカッションで体の様々な部分を叩いて元気いっぱいに体を動かしたりしながら音楽の楽しさを実感していました。
同校での本公演は9月11日に行われ、70人を超えるオーケストラの演奏とともに、今日のワークショップで指導を受けた合唱やボディパーカッションも披露することになっています。