2014年06月29日
コンテンツ番号7294
10月の本番に向け機運を高める
(2014年6月29日)
「第29回国民文化祭秋田2014100日前カウントダウンイベント」が、6月29日(日)に北秋田市交流センターで開催され、大館・北秋田地区の出演を予定している方々が多彩なステージを披露しました。
このイベントは、「第29回国民文化祭・あきた2014」の開幕を約100日後に控え、10月の国民文化祭本番に出演を予定している方々などによるステージを披露し、県民の皆さんに関心と機運をより一層高めてもらうため、秋田県の主催で行われたもので、大館・北秋田地区会場を含め県内8か所で一斉に開催されました。
大館・北秋田地区の会場となった北秋田市交流センターでは、作品展示や5つの団体、個人によるステージが用意され、約330人が来場しました。開演時間に合わせ、10月に大館市で行われる「マーチングバンド・バトントワーリングの祭典」に出演する、Odate Marching Band “TEDAOLE”が、華麗な演奏と演技を披露してオープニングを飾りました。
続いて、開催地を代表して津谷市長が、「ようこそ北秋田市にお越しくださいました。いよいよ国民文化祭まであと100日。10月の本番で行われるプログラムのほんの一部ですが、今日はご覧いただき、本番も楽しみにしてもらいながら盛り上げていってほしい」などと歓迎のあいさつを述べました。
このあと、10月の秋田市で行われる国民文化祭開会式と北秋田市で開催される『内陸線アート』に出演する根子番楽保存会の皆さんが、国の重要無形民俗文化財に指定されている『根子番楽』を披露し、アップテンポな調子に合わせた軽快な舞で参加者の目をくぎ付けにしたほか、同じく北秋田市で開催される『現代詩フェスティバル』で伊奈かっぺいさんとの対談を行う詩人のあゆかわのぼるさんが、詩の朗読と楽しいトークで会場を盛り上げました。
また、北秋田市(旧森吉町)出身の作曲家・成田為三の功績を称え建てられた『浜辺の歌音楽館』の開館に合わせ結成された浜辺の歌音楽館少年少女合唱団は元気な歌声を会場に響かせ、ステージ発表の最後に登場した“大館ゴスペルクワイヤ・ジョイフル・シンガーズ”は、迫力あるステージを披露しました。
最後に行われた「秋田県民歌合唱」は、成田為三作曲の『秋田県民歌』を全県8か所の会場で一斉に合唱し、国民文化祭に向けて県民の心を一つにしようと企画されたもの。大館・北秋田会場でも午後3時30分に出演者と来場者全員が一体となって合唱し、10月の国民文化祭の成功を誓いました。