2014年05月01日
コンテンツ番号7292
チャレンジデー2014などについて説明
1.岩手県山田町への職員派遣について
東日本大震災から3年が経過し、被災地では復旧復興への取り組みが続く中、当市ではこれまでもできる限りの支援をさせて頂いておりますが、この度、改めて岩手県山田町から職員派遣の要請があり、5月1日付けで職員1名を派遣することにしました。
業務内容は、これまで同様に家屋調査等の税務事務ということもあり、税務課市税係の職員を12月末までの8か月間派遣します。
同じ東北の自治体の仲間として、改めて山田町をはじめ被災地の一日も早い復旧復興をお祈りするとともに、引き続き支援協力を行っていきます。
2.第29回国民文化祭 あきた2014について
今年秋に開催される国民文化祭の北秋田市主催事業の一つ「現代詩フェスティバル」の関連事業として、6月8日(日)に「走れ内陸線☆コトバ列車!~内陸線の景色とお話ししてみよう!~」をテーマとした詩作の旅が行われます。
このイベントは、昨年6月にバスによる詩作の旅として実施したところ大変好評であったことから、今回は小中学生と高校生を対象に、内陸線を活用することとしたものです。
内容は、内陸線で鷹巣から角館に向かう車中で秋田県現代詩協会の方々を講師に詩のつくり方を教わり、車窓から見える景色や角館の武家屋敷の散策で感じたことを詩にするというもので、詩を作ることの楽しさを感じてもらい、詩の創作意欲の向上へとつなげてたいと考えています。
内陸線のお座敷列車を利用するため参加定員は40名、事前に生涯学習課(電話:62-6618)への申し込みが必要となりますが、参加料は無料ですので、この詩作の旅を通じて子どもたちに詩を身近に感じてもらい、6月末まで作品を募集している文芸祭現代詩大会に地元の小中学生と高校生が多くの作品を出品し、国民文化祭を盛り上げたいと考えています。
3.チャレンジデー2014について
今年のチャレンジデーが、今月28日(水)に行われます。
ご存知のように、チャレンジデーとは、日常的なスポーツの習慣化に向けたきっかけづくりやスポーツによる健康づくり及び地域の活性化を目的とした住民総参加型イベントで、人口規模の類似した自治体同士が、毎年5月の最終水曜日に、継続した15分間以上の運動を行った住民の参加率を競い合うユニークなスポーツイベントです。
当市では昨年に引き続き2回目の参加となり、今年度の対戦相手である岡山県備前市の吉村市長とのエール交換を5月1日の11時から行います。
当日は市内の公民館や体育施設を無料開放するほか、市民プールと鷹巣体育館では、無料体験ができるスポーツ教室などを計画していますし、各自治会やスポーツ団体などでも、様々な計画を練って頂いています。
昨年は佐賀県神埼市との対戦で、残念ながら惨敗しましたが、今年度も参加率50%以上の金メダルを目指して、各地域での住民説明会などを開催し、参加率向上のために取り組んでいます。
また、このチャレンジデーを盛り上げるためにオリジナルTシャツの販売を行っており、スポーツ振興課(電話:62-3800)で申し込みを受け付けています。当日は市民の皆さん一人ひとりがこのTシャツを着て、15分間以上の運動にチャレンジしてもらえるようよろしくお願いをいたします。
4.秋田県LPガス協会との災害協定について
この度、秋田県LPガス協会との災害協定を5月12日(月)に締結することになりました。
協定では、災害時に加盟事業所との連携による備蓄物資の供給や、避難所や被災者へのガスの優先供給などについての具体的な協力体制を確認するもので、全国の自治体との災害協定締結を進めている一般社団法人全国LPガス協会及び秋田県LPガス協会から、今回の申し出があったものです。
LPガスは、電気や都市ガスなどの集団供給ではなく個別供給であることから、災害時の早期復旧のみならず、調理や給湯、発電や暖房などの幅広い用途での支援が期待されており、大変心強い協定締結であると感じています。
北秋田市内には全部で17のガス事業所があるとのことですので、この協定締結を機に、各事業所との連携をより一層図りながら、さらなる安全安心な防災体制づくりを進めて参りたいと考えています。
5.伊勢堂岱遺跡の臨時公開について
伊勢堂岱遺跡では、昨年から遺跡内の整備工事や、園内・芝生などの環境整備中のため、一般公開を休止していますが、ゴールデンウィークの3日から6日までの4日間限定で特別に公開することとしました。
事前の予約は不要ですが、期間中は午前11時からと午後2時からの1日2回の公開で、ボランティアグループの皆さんがガイドを行ってくれます。
今年度は、遺跡の隣接地に展示施設や駐車場の整備工事が着工されることから、今後の公開予定は、国民文化祭期間中の10月4日と5日のみとなっておりますので、この機会に、現在の遺跡の状況をご覧になって頂ければと考えています。
6.保育料の改定について
今年度から、子育て世帯の負担軽減を図るため、保育料の改定を行っています。
例えば、保育園に入所する3歳未満のお子さんが1人いる世帯で両親の所得税額の合計が40,000円以上55,000円未満の場合、これまで月額36,500円の保育料が14,500円減となり、月額22,000円になります。
この他、同じ世帯で2人以上のお子さんが保育園等に通園している場合は、2人目がさらに半額、3人目以上は無料となるほか、県が実施している「すこやか子育て支援事業」により、実際の保育料はさらに軽減されることとなります。
市では「北秋田市保育園等整備計画」に沿って、引き続き生み育てやすい環境づくりを促進していきたいと考えています。
7.秋田内陸線のりものまつりについて
5月17日(土)と18日(日)の午前9時30分から午後3時までの間、「秋田内陸線のりものまつり」が開催されます。
今回で3回目を迎えますが、今年も展示会場は阿仁合駅前、阿仁庁舎前、河川公園となっています。
展示される「乗り物」は、過去最高の15団体からの20種類、出店店舗も20軒を超え、新たに地震体験車や高所作業車も登場しますし、好評の幌馬車とミニSLも楽しむことができます。
また、内陸線の車両基地がある阿仁合駅ならではの鉄道基地体験も行われるなど、普段ではなかなか体験できないことが盛りだくさんの二日間を大いに満喫して頂きたいと思っています。
なお、会場周辺には駐車場は準備していませんので、旧阿仁花菖蒲園駐車場を臨時駐車場として、会場までのシャトルバスが運行されますが、内陸線を利用して参加された方にはもれなく記念品がプレゼントされますので、ぜひともたくさんの方に内陸線に乗って参加してもらいたいと期待しています。
また、5月3日は森吉山の山開き、好評の森吉山ピステンツアーや鷹巣中央公園の桜まつりも6日まで開催されていますし、阿仁熊牧場も通常オープンをしたところです。先ほど紹介した伊勢堂岱遺跡の臨時公開とあわせて、市民の皆様には、ゴールデンウィークのイベントを十分楽しんで頂きたいと思います。
8.その他
市内では昨日も原野火災が発生するなど、先月だけで合計6件もの林野火災および原野火災が発生しました。この時期は、空気も乾燥して火災の発生しやすい時期でもあり、消防本部でも防火巡回を強化して火災警戒にあたっていますが、市民の皆さんは、屋外でのゴミ焼きや田畑などの野焼きは絶対に行わないようにお願いします。