2014年05月15日
コンテンツ番号7233
利用者の更なる増加を目指して
(2014年5月15日)
大館能代空港利用促進協議会(会長=小畑元・大館市長)の平成26年度総会が5月15日(木)、ホテル松鶴で開催され、事業計画案や収支予算案などを承認しました。
同協議会は、昭和62年に「県北空港建設期成同盟会」として設立され、平成2年に「大館能代空港建設期成同盟会」、平成9年に「大館能代空港利用促進協議会」と改称し、空港の利用促進及び需要拡大を図ることを目的に活動をしています。
はじめに、小畑会長が「平成25年度は24年度の利用人員を大きく上回り、年間の利用者が11万人を超えた。これまでの事業の取り組みが成果を生んだものと思う。26年度も1000円レンタカーを秋田県と協力して実施し、更なる利用を図りたい。また、昨年スタートした企業ファンクラブも140社を超える企業に加入いただいた。そして、圏域の住民の皆さんに対して航空機の利便性を周知し、修学旅行の利用促進など官民一体となった取り組みを進めたい」などとあいさつ。さらに今年度は事業部会を設置して事業を詳細に検討したいとし「国土交通省が、地方空港の実施する様々な取り組みに対して支援を行う「地方航空路線活性化プログラム」への採択を目指したい」などと述べました。
このあと、来賓として、秋田県北秋田地域振興局の熊谷淳局長、全日本空輸株式会社秋田支店の鈴木哲哉支店長が祝辞。議事では、平成25年の事業報告、収支決算報告、会計監査報告が行われ、空港利用促進対策強化事業などの平成26年度事業計画、収支予算について、それぞれ了承されました。
平成26年度の事業計画
要望活動事業
- 「東京便1日3往復の実現」、「大阪定期便の復活」等を全日空、秋田県選出国会議員、国土交通省へ要望活動を実施する
利用促進及び需要拡大事業
- 利用者拡大促進事業(大館能代空港発旅行商品助成事業/空港企業ファンクラブ/空港ファンクラブ(個人向け))
- 修学旅行助成事業(航空機を利用した学校等の修学旅行に対し、学校~空港間の送迎バス料金を助成する)
- 民間活用助成事業(民間団体の実施する利用促進及び利活用事業に対し、その経費の一部を助成し支援する)
- 欠航時アクセスバス・タクシー運行事業(欠航時に秋田空港等の目的地までのアクセスを確保し空港の運行信頼性を維持する)
- 空港リムジン活用圏域情報発信事業(空港リムジン車内に圏域パンフレット等を掲出する)
空港PR事業
- HPによるPR(イベント情報、地域観光情報、運航時間や各種割引制度などの掲載による空港のPR)
- 広報紙・パンフレット等によるPR(圏域ない発行新聞等に運航時間や各種割引制度などを掲載/会員市町村の観光パンフレットを空港施設内へ常備)
空港貨物維持・利用促進事業
- 航空貨物の利用促進及び航空貨物事業の維持を図るため、PR活動や支援等を実施
1,000円レンタカー事業
- 大館能代空港出発のレンタカー料金の一部を助成し、利用促進を図る
その他
- ロマン21保守等(保守点検業務委託、修繕料/空港ターミナルビル設置料等)
- 空の日イベント等へ協賛(空の日記念イベント等に協賛/市町村特産品プレゼント/秋田県観光連盟負担金)
平成26年度大館能代空港利用促進対策強化事業
旅行商品拡充促進事業(県内1泊以上の旅行商品に助成するもの)
- 販売促進を支援するために送客1人につき3千円、(片道利用2千円)
※県内業者が企画する旅行商品の利用、内陸線・鳥海山ろく線、県内貸切バス利用、羽田乗継利用、大規模送客等の場合は各千円(最大3千円)上乗せ)
1000円レンタカー事業(レンタカー利用料金の一部を助成)
- 助成内容:空港発の最初の24時間利用料金を1,000円とする
- 助成対象:1泊2日以上、空港往復利用、排気量1500cc未満、アンケート回答者
- 対象期間:平成26年7月1日から11月30日(予算状況により打ち切り)