2014年05月18日
コンテンツ番号7232
阿仁合駅前に乗り物が勢ぞろい
秋田内陸線「のりものまつり」が5月17日(土)と18日(日)の2日間の日程で行われ、会場の阿仁合駅周辺は大勢の家族連れでにぎわいました。
今年で3回目となる「のりものまつり」には、バスやパトカー、消防車、林業用作業車、ミニSL、幌馬車などのほか、高所作業車や地震体験車が初登場し、車両展示や試乗、内陸線鉄道基地体験などが行われました。
17日のオープニングセレモニーでは、 始めにのりものまつり実行委員長で秋田内陸縦貫鉄道株式会社の酒井一郎社長が「雨模様の中、たくさんの方々にお越しいただき、たいへんありがとうございます。今年は新たな乗り物も追加されましたので、今日、明日と大いに楽しんでください」とあいさつ。続いて、津谷市長と秋田県北秋田地域振興局の熊谷淳局長が歓迎のあいさつを述べました。このうち津谷市長は「今年もたくさんの乗り物が登場しました。また、駅前をにぎやかにしようと多くの市民の方にも頑張っていただき、出店にも協力をいただきました。今年は、熊牧場のリニューアルオープンや国民文化祭の内陸線アートがありますので、ぜひたくさんの方々にお越しいただきたいと思っています。天気はよくありませんが、皆さんの元気でこの雲を払いのけて、2日間楽しんでください」とあいさつしました。
会場の阿仁合駅前と市役所阿仁庁舎前には、高速バスや路線バス、パトカー、白バイ、救急車、消防車、電気自動車、ゴンドラ、スノーモービル、林業作業車が並び、子どもたちが、お目当ての乗り物を回っては、座席で乗り心地を確かめたり、運転手気分に浸ったり、消防服などの制服を着せてもらいながら写真を撮ったりして楽しんでいました。今年登場した地震体験車や高所作業者には、体験しようと列ができる盛況となり、林業作業車によるデモンストレーションでは、巧みに操作して丸太をつかんで切断したり、積み上げたりする技術も披露されました。
阿仁合駅裏側の河川公園では、ミニSLや内陸線をモデルにしたミニ列車、幌馬車などの乗車が行われ、子どもたちの人気を集めました。さらに、毎年好評の内陸線車両基地体験では、軌道バイクの乗車、運転席に座っての運転手体験などを楽しむ光景が広がりました。
阿仁合駅前と河川公園には飲食・物販コーナーとして出店が並んだほか、全県各地の「ゆるキャラ」が集まりイベントに花を添えました。