2014年05月18日
コンテンツ番号7245
子どもの誕生を祝いあじさいを植樹
第39回誕生の森記念植樹が5月18日(日)、三木田の翠雲公園(すいうん)で開かれ、子どもの誕生を祝い家族らがあじさいを植樹しました。
誕生の森記念植樹は、昭和51年から合川地区で行われており、子どもの健やかな成長などを願い毎年記念植樹しています。第1回目の記念植樹は、大野台ハイランドで行われ、65家族が参加してツツジを植樹したのが始まりでした。記念植樹は、大野台ハイランドのほか、えぞ館公園や県立北欧の杜公園にモミジやツツジなどを植えてきましたが、近年は翠雲公園にあじさいを植樹しています。
今年は、平成25年4月2日~26年4月1日までに合川地区で生まれた子ども32人(男子10人、女子22人)のうち24人と、子どもの家族らが参加し、あじさいの苗を植樹しました。
開会式で、佐藤隆男合川公民館長は「あじさいは、鎖国時代に出島に来たドイツ人の医師・シーボルトが日本人の妻「お滝」の名前を付けて「オタクサ」として祖国のドイツに紹介したのは有名な話として知られています。その意味でも、この深い愛情がある花を今日植樹することは大変意義のあることだと思います。この機会に、花を愛され、木々を愛する優しく強いお子さんに育てていただくためにも、今日は心を込めてしっかりと植えていただき、楽しんでもらえれば」などと主催者を代表してあいさつ。
続いて、来賓の市教育委員会生涯学習課の佐藤要課長、合川総合窓口センターの近藤豊センター長、福岡由巳市議会議員のうち、佐藤課長が「市の将来を担うお子さんたちは、市にとっても宝です。ご家族の皆さんにはこれからも温かい笑顔と愛情で大事にお子さんを育てていただきたいと思います。家族皆での作業となりますが、これを機会に自然や環境についてお子さんのために考えてもらえれば」などと祝辞を述べました。
この後、職員からあじさいの植え方が説明されたあと、1メートルほどに育ったあじさいの苗を、深さ約30センチの穴に腐葉土や肥料を入れ混ぜ、高さが合うように調整しながら、両親や兄弟、祖父母らが協力して植樹しました。
植樹したあじさいの横には、子どもの名前と生年月日、子どもへのメッセージを書き入れた記念標柱が立てられ、「健康で人から好かれる子になりますように」、「地に根を張るようにしっかりと」、「心も体も強くたくまし」などと、わが子の健やかな成長を願っていました。
また、参加者全員の代表が、今回の植樹を記念し標柱を立てるとともに、その側には2mほどに育ったヤマザクラの木1本を植樹しました。