2014年04月06日
コンテンツ番号7272
子どもと高齢者の交通事故防止

平成26年春の全国交通安全運動が始まった4月6日(日)、北秋田市内でも決起集会や交通安全パレードなどが行われ、市民に交通事故防止を呼び掛けました。
春の全国交通安全運動の期間は6日(日)から15日(火)までの10日間で、そのうち4月10日(木)を「交通事故死ゼロを目指す日」としています。

「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、自転車の安全利用の推進(特に自転車安全利用五則の周知徹底)、すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、横断歩行者の交通事故防止(特に横断歩道における歩行者優先の徹底)、飲酒運転の根絶を重点目標として運動を展開します。
この日は、市役所前および市役所森吉庁舎前で総決起集会が行われ、このうち市役所前で行われた鷹巣地区総決起集会には、北秋田警察署をはじめ行政関係者のほか、鷹巣地区交通安全管理者協会、交通安全母の会、交通指導隊、老人クラブ連合会などから約80人が参加しました。
集会では、始めに交通安全に顕著な活動のあった方々に表彰状の伝達が行われ、秋田県交通安全功労者表彰の長岐琢未さんと、秋田県優良学校の鷹巣中央小学校に古屋義和北秋田警察署長から表彰状が贈られました。
続いて、北秋田地区交通安全協会鷹巣部会の近藤直夫部会長が「鷹巣地区交通安全協会と阿仁部交通安全協会が4月1日に統合し、北秋田地区交通安全協会としてスタートしました。少子高齢化が進み、人口減少が進んでいる歯止め策としては、事故のない安全で安心して暮らせる町づくりが急務です。今回の運動では、子どもの安全を重点に、通学路の点検と登下校時の安全指導を実施してもらい、自治会の総会や各種の集まりでは、交通ルールを守って、安全運転に徹することを呼び掛けてほしい」などとあいさつしました。
津谷市長は「市としてもカーブミラーの設置、傷んだ道路の補修など交通安全に努力しているが、まだまだ皆さんの力が必要です。警察署、そして皆さんと手を携えながら、住みよい北秋田市、安全な北秋田市、交通事故のない北秋田市を作っていきたい」などと激励しました。
また、古屋北秋田警察署長は「管内では4月5日現在で、人身事故件数25件、亡くなられた方1人、怪我をされた方32人と前年同期比ですべてが増加している。また、県内では11人の方の尊い命が犠牲になっており、その中で高齢者が約7割を占めるなど、深刻な事態となっている。事故の発生を一件でも減らすために、地域に根差したきめ細かい活動が展開されるようお力添えをお願いします」などと述べました。
最後に北秋田市交通指導隊の柏木良二隊長が古屋署長に交通安全の合同パレードの出発を申告し、警察車両を先頭に交通安全パレードを実施して、沿道の市民に交通安全を訴えました。