2014年04月26日
コンテンツ番号7259
40頭のツキノワグマがお出迎え
阿仁地区のマタギの里熊牧場が4月26日(土)、今シーズンの営業を開始し、訪れた家族連れや保育園児などが愛嬌を振りまくツキノワグマへのエサやりなどを楽しみました。
マタギの里熊牧場には、ツキノワグマ40頭とヒグマ1頭のほか、整備中の新たな施設にはヒグマ19頭が飼育されています。
オープンセレモニーでは、熊牧場を管理するマタギの里観光開発株式会社の上杉二三男社長が「7月には新しい施設が加わり体験や学びのできる観光スポットになる。リニューアルオープンを盛大に行い、色々な企画も予定しているので期待してください」などとあいさつしました。続いて工藤信夫副市長と松橋隆市議会議員があいさつ。このうち工藤副市長は「新しく完成する施設は、ヒグマを窓越しに間近にみることができるようになりますので、ぜひ7月19日にも、またおいでください。市として今後も関係機関と連携し、多くのお客様に楽しんでいただけるような魅力ある環境づくりに取り組んでいきたい」などと述べました。
この後、上杉社長、工藤副市長、地元自治会長、地元の保育園らがテープカットを行い、開園を祝いました。
今年はツキノワグマの赤ちゃんが生まれなかったため、昨年生まれた子熊を身近で観察する「飼育員のくま遊び」コーナーと、ウサギとふれあえる「ふれあい小動物園」が設けられ、訪れた家族連れが、写真を撮ったり、ウサギをなでたりしながら楽しんでいました。
また、園内では熊のエサが販売されており、餌を与えようとするとおねだりしたり、上手に口でキャッチしたり、春の暖かい陽ざしを浴びて擬木の上で気持ちよさそうに昼寝をする熊など、ユーモラスな表情を見ることができます。
秋田八幡平クマ牧場のヒグマ19頭の受け入れに伴い整備中の新たな飼育施設は、7月19日にオープンする予定です。
開園期間
11月上旬まで
開園時間
9時から16時
入場料
大人500円、中学生300円、小学生200円、幼児無料
期日限定イベント
(4月26・27・29日、5月4・5・6日)
飼育員のくま遊び(9時から10時、13時から14時)
ふれあい小動物園(10時30分から11時30分、14時30分から15時30分)