3月津谷市長定例記者会見

津谷市長の定例記者会見が、3月6日（木）、市役所で開かれ、灯油購入費の助成や森吉山春山ツアーなどについて説明しました。

会見の要旨は次のとおりです。

１．灯油購入費の助成について

今年の冬の全国的な灯油価格の値上がりを受け、市では灯油購入費の助成事業を行うことにしていますが、この度の3月定例会で議決をいただき、今週から手続きを開始しています。
今週中には、対象となる方々へ関係書類が届く予定となっていますが、内容をご確認のうえ、本庁舎の福祉課・高齢福祉課及び各総合窓口センター・出張所のいずれかに持参していただくか、郵送でも提出が可能となっています。対象者の皆様にはお手数をおかけいたしますが、手続きをお願いします。 なお、申請の期間は今月末までとなっており、期間を過ぎますと助成金を受け取ることができなくなってしまいます。市の担当からも未提出世帯の皆様には注意喚起を行っていきますが、くれぐれも忘れることのないよう、この場をお借りして周知させていただきます。

２．森吉山春山ツアーの実施について

森吉山阿仁スキー場の利用客数は、前年に比べて増加しているとの報告を受けていますが、ゴンドラの運行期間はいよいよ今月30日までとなっていますので、引き続き多くの方々にお越しいただきたいと期待しています。
一方、春山スキーは、今年はゴンドラとリフトの整備事業を行うために休止することが決まっています。今年は、「まるごと森吉山観光振興プロジェクト」で導入したキャビン付圧雪車を活用した、「森吉山ピステンツアー」を開催することとしました。圧雪車に乗ってスキー場駐車場からゴンドラ山頂までの間を往復するツアーで、 私も先日試乗しましたが、迫力ある圧雪車が急斜面を上って行く様はとても気持ちが良く、大いに楽しませていただいきました。ツアーには3日前までの予約が必要となりますが、ぜひとも、たくさんの皆さんに春の森吉山を楽しんでいただくよう、ＰＲをお願いします。

森吉山ピステンツアーチラシ(11803KB)

３．日比野克彦氏講演会について

今月21日、春分の日の午後２時から、交流センターにおいて、「山の中の造船所―船を作れば、何処かに行ける―」と題した講演会が開催されます。 講師の日比野克彦さんは、東京芸術大学美術学部の教授として、また世界的なアーティストとしてご活躍されており、ここ数年はゼロダテの活動にも参加され、大館市の旧正札竹村の屋上看板を使った作品をはじめ、北秋田市でのイベントにも度々参加されている方です。 講演会は、アートを活用した持続可能な地域活性化モデルの形成を目指して開催されるもので、来年度開催の国民文化祭事業の一つである内陸線アートでは、日比野さんによる木製の大型船を地域の方々と協働で作り上げるプロジェクトを計画していることから、その関連事業として開催するものです。このように、地域の方々との共同制作を行う手法によるアートプロジェクトを全国各地で展開している日比野さんから、アートを通じたまちづくりについての貴重なお話が聞けるものと大いに期待をしています。 秋には国民文化祭が本番を迎えることから、ぜひ多くの方々にご聴講いただき、機運を高めていきたいと思いますので、ＰＲをお願いします。

日比野克彦氏講演会チラシ(12725KB)