2014年03月25日
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練習を重ねて自信を持って次の大会へ
今年の2月に行われたソチ冬季五輪のバイアスロン競技に出場した鈴木芙由子選手(25)=自衛隊冬戦教・合川鎌沢出身=が3月25日、市役所を訪れ、津谷市長に五輪の結果を報告しました。
鈴木選手は、7.5キロスプリント、10キロパシュート、15キロ個人、24キロリレーに出場。個人種目ではいずれも日本勢トップの成績を残し、10キロパシュートでは前回出場したバンクーバー大会の同種目54位から32位と大きく順位を上げました。また、15キロ個人では52位、リレーでは第1走としてチームを引っ張り、13位に入る原動力となりました。
報告を受けて津谷市長は、「鈴木選手の活躍に地元は大変盛り上がりました。鈴木選手が頑張っているから、バイアスロン競技を皆で盛り上げようという気持ちになり、薬師山でビームライフルを使用した大会も行われました。北秋田市から鈴木選手と湊祐介選手の二人がオリンピックに出場したということで地元は元気づけられましたので、これからもけがに気をつけて頑張ってください」と激励しました。
鈴木選手は「私は、まだ自分の実力だけで勝てるレベルでなく、他の選手がミスしてくれないと順位が上がらない状況。『勝ちたい』『射撃を当てたい』という気持ちが強くでてしまうと、射撃を外してしまうのが自分の弱いところだと思う。たくさんの方々に応援していただいたのに成績で返すことができなかったことに悔しい気持ちでいっぱいです。前回のオリンピックから、4年間一生懸命頑張っていたつもりでいたが、まだ頑張りが足りなかったし、もっと勉強しなければならないことに気づいたので、次のオリンピックまで4年しかありませんが、一日を大切にして『成長した』と自信をもって大会に臨めるように練習していきたい」などと次回のオリンピックに向けて力強く抱負を語りました。