2014年02月08日
コンテンツ番号7125
書道パフォーマンス&現代詩のつどい〜
(2014.2.8)
「放(はな)て!言(こと)の葉(は)響(ひび)け!魂(たましい)」をテーマに、高校生書道パフォーマンス&現代詩のつどいが、2月8日(土)、北秋田市交流センターで行われ、会場には約300人が集まりました。
この企画は、「公民館によるおらほの地域応援し隊プログラム」の一環として北秋田市教育委員会の主催で行われたもので、今回は秋田県現代詩人協会の協力のもと、書道と現代詩から『言葉』の持つ力を学び、人と人との絆や交流を深めながら、地域の教育力の強化と知の循環を図るとともに、今年の10月に行われる『国民文化祭2014』への気運を高めことを目的に開催されました。
開会にあたり、三澤仁教育長は「現在、どこの自治会も、まちの活性化に取り組んでいる。まちの活性化は、そこに住む人たち一人一人が、知恵を出し汗を流していかなければならない大きな課題だと思っている。今回、主催した生涯学習課も様々な取り組みをしてきており、その一環として行われた今日の企画に、たくさんの出演者と参加者に集まっていただいた。このように、皆の気持ちが一つとなり、このまちを盛り上げていきたいと手を取り合っていけば、必ずこのまちは元気になる。今日のテーマは言葉。今年開催される国民文化祭でも当市では、現代詩が行われる。ぜひ、多くの方々に応募いただき国民文化祭を盛り上げてもらいたい」などとあいさつを述べました。
このあと、第一部として現代詩の朗読が行われ、鷹巣朗読ボランティア『やまびこ』による「いのちのうた」(畠山義郎/詩)のほか4つの朗読発表を皮切りに、合川北小学校6年生の皆さんは『けんかのきもち』(柴田愛子/詩)、当市出身で秋田県現代詩人協会に所属する成田豊人さんは、本人が作詩した「まなざし」と「盆地」、同じく秋田県現代詩人協会に所属する能代市出身の工藤直子さんと平塚鈴子さんがそれぞれ朗読の発表をしました。
続いて、第2部では、大館鳳鳴高校、能代松陽高校、秋田北鷹高校の3校が高校生書道パフォーマンスを披露しました。それぞれの高校でも、学校祭などで披露することはありますが、3校の高校が集まり同じ会場で披露するのは県内でも初。大館鳳鳴高校は「ヒカリへ」、能代松陽高校は「言葉は宝」、秋田北鷹高校は「駆け抜けろ」をそれぞれテーマとして、縦5メートル・横7メートルの大きな紙に、各高校とも音楽に合わせながらテンポ良く、ダイナミックに書き上げていき、そのパフォーマンスを参加者は食い入るように観ていました。
最後に出演者を含め、参加者全員で「はる」(谷川俊太郎/詩)を朗読して、閉会しました。