2014年02月21日
コンテンツ番号7119
(2014.2.21)
中学校スキーの東北大会、及び全国大会に出場した、北秋田合同スキーチームの選手らが、2月20日(木)、市役所を訪れ、津谷市長に大会結果を報告しました。
北秋田合同スキーチームは、鷹巣中学校、鷹巣南中学校、合川中学校、森吉中学校、阿仁中学校、上小阿仁中学校の生徒で結成されており、12月から13人の選手が合同で練習を行っています。
1月12日から15日まで、田沢湖で行われた全県大会では、男子5キロフリー競技で高橋和希(かずき)さん=合川中2年=が優勝をはじめ、鎌田偉大(こうだい)さん=阿仁中3年=が2位、土濃塚悠成(ゆうせい)さん=合川中2年=が3位と表彰台を独占。男子5キロクラシカル競技でも鎌田さんが2位、土濃塚さんが3位に入ったほか、女子では3キロフリー競技で田崎愛(あい)さん=森吉中2年=が5位に入るなど、多くの選手が入賞しました。
1月24日から26日まで、青森県大鰐町で行われた東北大会には、同チームから7人が出場し、男子5キロクラシカル競技で、鎌田さんが優勝、高橋さんが2位という素晴らしい成績を残しました。
また、2月3日から5日まで群馬県片品村で行われた全国大会にも7人が出場し、男子5キロクラシカル競技では、1年生ながら合川中学校の木村賢太郎(けんたろう)さんが16位に入ったほか、鎌田さんが19位、土濃塚さんが29位に、また、男子リレーには当市から土濃塚さん、鎌田さん、高橋さんが出場し、4位という好成績を収めるなど、強者たちが集まる全国大会でも健闘しました。
この日、市役所を訪れたのは、阿仁中3年の鎌田さん、鷹巣南中2年の佐藤東(あづま)さん、森吉中2年の田崎さん、同じく平川優花(ゆうか)さんの4選手と引率の先生3人。
はじめに、キャプテンの鎌田さんが「12月から練習を開始し、13人中7人が東北、全国を経験することができた。大会で自分たちが競技に集中できたのは、津谷市長をはじめ先生や仲間、家族の支えがあったからだと思っている。本当にありがとうございました」などと報告しました。
また、出場しての感想について、鎌田さんは「全県大会優勝を3年間の目標としてきたが、少しの差で果たすことができなかった。その悔しさを晴らそうと東北大会にのぞみ、結果につながったことで、これまでの努力が実を結び良かったと思っている。高校でもスキーを続け全国に通用する選手になりたい」などと、佐藤さんは「東北、全国大会に出場し、自分の力不足を感じた。来年は全国で30位に入れるよう、練習では心と体を鍛えていきたい」などと、田崎さんは「全県、東北、全国と出場し、嬉しいときも悔しいときもありましたが、来年にむけて自分には良い経験になった。来年は悔しい思いをすることのないレースをしたい」などと、平川さんは「東北、全国大会に出場し、レベルの高さを実感することができ良い経験になった。来年はこの経験を生かし、自分でも自信がもてる滑りをしたい」などと一人一人が感想を述べました。
報告を受け、津谷市長は「全県、東北、全国と経験してきたわけだが、大会が大きくなればなるほど、自分の力を出しきるのが難しくなってくる。そういった中で、最高のパフォーマンスをみせれるようになるには、場数が大事になってくることからも、今回は良い経験をしたと思っている。今回の好成績は選手はもちろん、先生たちも練習の時から大会の時も一緒に頑張っていただいた結果と敬意を表したい。現在、ソチオリンピックが行われているが、葛西選手も言ったとおり、練習は絶対に裏切らないということを忘れることなく、これからも練習に励んでもらいたい。将来この中からオリンピック選手が出ることを期待している」などとお祝いと激励の言葉を述べました。