2014年01月02日
コンテンツ番号7105
平成26年「大太鼓叩き初め」
新春恒例の「大太鼓叩き初め」が1月2日(木)、大太鼓の館で行われ、4張りの綴子大太鼓が大音響をとどろかせ、今年1年の安全と地域発展を願いました。
大太鼓叩き初めは、大太鼓の館と物産館への誘客、施設での無事故や市の発展などを祈願するため毎年1月2日に行われています。
この日は、綴子上町・下町の大太鼓保存会、市、市議会、観光・物産関係者が出席したほか、一般関係者も含め約60人がセレモニーを見守りました。
始めに神事が執り行われ、4張りの大太鼓の前に設けられた祭壇に虻川広見副市長ほか参列者がそれぞれ玉ぐしを奉天し、今年の安全と地域発展などを祈願しました。
神事のあと、虻川副市長は「綴子の大太鼓、上町と下町が協演するのは、本日の叩き初めと、9月の太鼓まつりの2回のみで、たいへん貴重な機会であります。ご来場いただいた皆さんには、勇壮な太鼓の響きを十分にご堪能いただきたい。今年は午年。午は陰陽の中では太陽が一番高く昇った状態を示し、昼12時を正午と書くのもこういった由縁があるからです。また、動物の馬は、事がうまくいく、幸運が馬の如く駆け込んでくるなどと言われており、たいへん明るく縁起の良い動物とされている。市といたしましても今年一年、午年にあやかり、全ての事柄がスピーディーに前進し、この地域が発展するために全力を尽くしていきますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします」などと新年のあいさつを述べました。
続いて、上町・下町大太鼓保存会を代表して下町大太鼓保存会の藤島勝政会長が「今年は午年。馬は天を翔けるということで、たいへん勢いのある動物であり、本日は勢いのある叩き初めをやりたいと思っている。今日は皆さんの一年が幸せになるよう、そして願い事が叶うよう、思いを込めて演奏したい」などとあいさつを述べました。
このあと、下町大太鼓保存会が「ぶっこみ」と「流し」、上町保存会が「朝日山」と「輪打ち」のそれぞれ2曲を演奏。最後に上町と下町が、唯一合同で演奏する「街道下り」を披露し、大きくな音と振動を会場内に響かせ、今年一年に向けて来場者を鼓舞しました。
(2014.1.2)