2014年01月04日
コンテンツ番号7103
平成26年北秋田市消防出初式
(2014.1.4)
平成26年北秋田市消防出初式が1月4日(土)、鷹巣地区で開催され、消防団員や婦人消防隊ら617人が市役所前から文化会館までを分列行進しました。
この日は天候に恵まれ、鷹巣、合川、森吉、阿仁の4支団計27分団の団員は一糸乱れぬ隊列行進をし、北都銀行鷹巣支店前で津谷永光市長、金田咲美消防団長、長岐順一消防長の観閲を受け、沿道で見守る市民に無火災と市民の生命・財産を守る意気込みを示しました。
分列行進終了後、文化会館で行われた式典では、津谷市長が「昨年は日本各地で台風や局地的な大雨による甚大な被害が発生しましたが、危険が伴う災害の中においても、自らをかえりみず地域の被害を最小限に抑えるべく重要な任務を担う皆さんに敬意と感謝を申し上げます。昨年は、火災などによる出動が11件ありましたが、幸いにして火災による死者や傷者は無く、火災から命を守る住宅用火災警報器の設置率も83.4%に達し、これも皆様の献身的な啓発活動による、市民一人ひとり防火意識の高まりを持っていただいたものと確信しています。市としましても、近年の災害の多様化に対応し、市民の幅広いニーズに適切に応えるために、先月納車となった屈折はしご車を始めとする消防車両などの消防機材の整備と充実を図るとともに、情報伝達や避難誘導、救命救護などに万全の態勢を整えることで減災を目指して取り組んでいるところですが、皆さんにおかれましても地域住民の信頼に応えるべく、日々の自己研さんに励み、各地域の防災リーダーとしての活躍を期待します」などと式辞を述べました。
次に、金田団長が昨年11月に東京都で行われ、市消防団からも20人が参加した「消防団120年・自治体消防65周年記念大会」での「消防未来宣言」に触れ、「消防団員の皆さんには常日頃、地域住民の安全を守るため最前線において昼夜を問わず勇敢かつ献身的な消防活動のご尽力に対して深く感謝申し上げます。消防団員は特別職の地方公務員であることを再認識していただき、誇りと使命感をもって市民の信頼と期待に応えるべく、一層のご尽力をお願いしたい」などと訓辞をしました。
この後、秋田県消防協会大館北秋田支部表彰防火作文の表彰状授与が行われ、優秀賞1人、優良賞5人の名前が読み上げられ、代表して合川中学校の渡辺璃央さん(3年)が表彰状を受けとりました。
また、 消防団員表彰状授与及び伝達では、秋田県知事表彰(有功章9人、40年勤続章6人、35年勤続章6人、30年勤続章13人、25年勤続12人、20年勤続章34人)、秋田県消防協会表彰(30年勤続章1人、10年勤続章29人)、秋田県消防協会大館北秋田支部表彰(功労賞9人)、北秋田市長表彰(精勤章18人)、日本消防協会表彰(婦人消防隊育成功労者表彰1隊)がそれぞれ団員に授与され、受賞者を代表して森吉第6分団の佐藤一二三分団長が謝辞を述べました。
続いて、北秋田市議会議員、秋田県議会議員ら多くの来賓が参列した中、代表して佐藤吉次郎 市議会議長、秋田県知事(熊谷淳 北秋田地域振興局長代読)、近藤健一郎 県議会議員、北林丈正 県議会議員から祝辞がありました。
終わりに、団員一丸となって市民の安全安心を守ることを誓い、前北秋田市消防団団長の北林榮さんの万歳三唱で出初式を締めくくりました。