2014年01月09日
コンテンツ番号7101
第37回北秋田市新春交流会
(2014.1.9)
北秋田市商工会女性部(和田テヱ子部長)主催の第37回北秋田市新春交流会が1月9日(木)、中央公民館で開かれ、商工会会員や各団体長など約400人が出席して新年を祝いました。
年頭恒例の新春交流会は、各地区で名刺交換会として商工業者や行政、各団体長らが参加して行われているもので、商工会の合併後市内一本化での開催は5回目となります。
交流会は、北秋雅楽会による雅楽演奏から始まり、続いて参加者全員で国歌と唱歌「一月一日」を斉唱。市民憲章を全員で朗読した後、主催者を代表して和田部長があいさつに立ちました。
和田部長は「気になる経済環境ですが、アベノミクスによる景気上昇ムードは、地方に住む私たちには実感できない状況であり、4月に導入される消費税アップは、家計の負担が増えるだけに消費を落ち込ませ景気の腰折れ感が懸念されます。そうした中にあって、県と市が実施している住宅リフォーム緊急支援事業は、効果を上げており26年度も実施されることを願っている。昨年はJR東日本ディスティネーションキャンペーンの年であり、今年は国民文化祭が当市でも開催され、全国から観光客や大会関係者が訪れます。オリンピック招致の際に滝川さんが、おもてなしの心でと話されましたが、私たち女性部はおもてなし隊を結成し、常にその心で活動を行ってきました。引き続き、北秋田市の好感度アップを図るため、活動を継続していきます。また、昨年から市の支援によるまちづくり事業の一環として、『鷹巣中央公園景観整備整備おもてなし事業』を実施しており、中央公園のお花見が終わった頃、私たちのおもてなし花壇には1600本のチューリップや水仙が咲き始めますので、どうかご覧いただきたい。今年一年の商売繁盛、五穀豊穣を願うと共に、本日の交流会が素晴らしい年のスタートになることをご祈念申し上げます」などと新年のあいさつを述べました。
続いて、来賓の津谷市長と北秋田市商工会の伊藤公夫会長があいさつを述べ、津谷市長は「北秋田市は誕生して満9年となり、山積していた課題も少しずつ道筋がついてきたところです。現在、市の最重要課題の一つとして中市街地のにぎわい復活が挙げられますが、その核として進めている(仮称)生涯学習交流施設は、間もなく実施設計も完成し、26年度中に建設工事が予定されています。ただ建てるだけでなく、市民の皆さんのご意見を取り入れながら、喜んで利用していただけるような愛着の持てる施設づくりを進めていきたい。また、待望の市民歌についても歌詞が完成し、今年度中に曲も採択することになっています。新年度中には、皆さんにお披露目できる予定になっていますので、来年の新春交流会では皆さんと一緒に市民歌を歌うことができると思います。今月は全国のどぶろく製造業者が集まる『第9回全国どぶろく研究大会』が当市で開催されますし、10月には『第29回国民文化祭』が開催され、また、八幡平クマ牧場の熊も阿仁熊牧場への移送が終わり、今年リニューアルオープンすることとなっており、全国からたくさんの方をお迎えする機会を得ることができた。これを最大限に活かしながら北秋田市を全国発信していきたいと思っていますので、本日お集まりの皆さんには、一緒に市全体が盛り上がっていけるよう一丸となったご協力をお願いしたい」などとあいさつを述べました。
このあと、祝宴では商工会女性部有志による祝舞が披露され、秋田県北秋田地域振興局の熊谷 淳 局長の音頭で乾杯。出席者は互いに新年のあいさつを交わしながら景気の見通しなどを話題に交流を深めていました。