2014年01月11日
コンテンツ番号7099
交通指導隊・防犯指導隊 安全祈願式及び査閲式
(2014.1.11)
北秋田地区交通指導隊連合会(長岐兼雄会長、隊員57人)と北秋田地区防犯指導隊連合会(畠山東会長、隊員48人)の安全祈願式及び査閲式が、1月11日(土)に合川庁舎で開かれ、交通事故と犯罪の未然防止へ誓いを新たにしました。
北秋田地区交通指導隊連合会は、北秋田市と上小阿仁村の交通指導隊で組織され平成18年3月に発足。交通指導隊の適正な運営とともに、北秋田警察署管内における交通安全運動の推進に取り組んでいます。現在の隊員数は北秋田市49人、上小阿仁村8人の57人です。
北秋田地区防犯指導隊も同様に、市と村の防犯指導隊で組織され同年3月に発足。犯罪のない明るい社会をめざして管内における地域住民の防犯意識の高揚とともにパトロール等の防犯活動に取り組んでいます。現在の隊員数は北秋田市42人、上小阿仁村6人の48人です。
交通指導隊の査閲式では、長岐会長、津谷市長、中田吉穂上小阿仁村長、橋豊北秋田警察署長による査閲のあと、津谷市長は「交通事故の撲滅は、全ての住民の共通の願い。市としましても、北秋田警察署で指定いただいた鷹巣・綴子両小学校通学路のゾーン30区間などへの路側帯のグリーンベルト化をはじめ、危険個所への道路反射鏡や転落防止柵の設置などの環境改善のほか、住民一人一人の交通安全に対する意識高揚のための啓発活動などソフト面からも交通安全対策の推進を行っています。また、日沿道の大館北ICと小坂JCT間も開通し、地域への効果も大いに期待されているところですが、それと同時にたくさんの車が往来することで交通事故の可能性も高くなってくることからも、皆さんには地域住民の尊い命を守り、安全安心な生活を守るため、より一層のお力添えをお願いしたい。本日を契機に気持ちを新たにされ、今年一年をより充実したものとしていただくとともに、さらなる活躍を祈念している」などと激励の言葉を述べました。
これに対し、交通指導隊連合会の三浦浩幸隊員は「我々交通指導隊員は、悲惨な交通事故死ゼロを願い、交通安全の重要性を広く地域住民に浸透させるため、関係する機関や団体と連携を図りながら、『子どもと高齢者の交通事故防止』、『飲酒運転の根絶』、『シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底』の三つについて全力で取り組みます」と決意を述べました。
一方、防犯指導隊観閲式では、査閲のあと津谷市長が「最近の犯罪発生状況は、全国的にも秋田県内は犯罪率が少ないと伺っているが、身近な所でも携帯電話に関わるトラブルや、高齢者を狙った悪質商法も年々巧妙化しており、我々の日常生活を脅かす様々な事案が増えてきている。 市が開設している消費生活相談窓口には、今年度は43件の相談が寄せられ、その中には市が斡旋という形で介入するような特に悪質なケースも数件ありましたが、現時点では全て解決済みです。また、通学路における防犯街灯の更新や自治会等でのLED化を促進する取り組みなどの様々な防犯対策も防犯指導隊員の皆様や関係団体のご協力をいただきながら推進していきたいと思っている。昼夜を問わない献身的な活動により地域の安全安心を守っていただいていることに、心からの感謝を申し上げるとともに、犯罪の無い安心安全な地域づくりのために、より一層のご尽力をお願い申し上げます」などど激励の言葉を述べました。
防犯指導隊連合会の畠山会長は「今年の干支である午年に因んで、この地域が天に羽ばたき明るい社会を築くため、我々隊員一同は、今まで以上に身を引き締め、地域の安全確保に邁進することを誓います」と決意を述べました。