2014年01月14日
コンテンツ番号7096
市青少年国際交流研修団の帰国報告
(2014.1.14)
1月6日(月)から5泊6日の日程で中国の上海市やりつ陽市などを訪問していた北秋田市青少年国際交流研修団が11日に無事帰国し、14日(月)に研修団が市役所を訪れ、津谷市長に帰国報告を行いました。
報告したのは、研修に参加した中学生2人と高校生3人、随行員の北秋田市日中友好交流協会の杉渕テル事務局長、研修団の団長を務めた虻川広見副市長。
この度の国際交流研修は、中国の文化や歴史を学び、異文化交流や体験を通じて視野を広め、国際的な視野に立って活躍する人材を育成するため実施したもので、団員は、市内に住所を有する中学1年生から高校2年生を対象に、一般公募に応募した方々の中から、面接を経て選ばれました。
研修団は、旧秋田県立営農大学校同窓会主催の歓迎会で心温まるおもてなしを受けたほか、蘇州農業職業技術学院やりつ陽市光華高級中学校を訪問し、現地で日本語を学んでいる大学生や高校生と交流を深めました。また、りつ陽市ではホームステイをして、中国の一般家庭の生活を体験しました。
帰国報告では、はじめに虻川広見団長が「全員元気に研修を終え、無事に帰ってきました。旧秋田県立営農大学校の留学生に大変歓迎していただき、予定通り、現地の高校生との交流も深めてきました。りつ陽市光華高級中学校からは、姉妹校提携したいとのお話もありました」などと報告。
続いて、参加者一人一人が感想を述べ、参加者からは「中国は、日本のテレビのニュースや新聞ではあまり良いイメージではなく心配したが、現地の方はとても温かくて、ホームスティ先でも、とても親切でした。日本に帰って、中国の良さを伝えたい」、「中国への悪いイメージは政治的な意味でのイメージ。今回行ってみて、人と人との交流の大切さがわかりました」などの声が聞かれました。
報告を受け津谷市長は、「行ってみて中国に対するイメージが変わったという報告があったが、30数年前に、合川の旧秋田県立営農大学校で学び、その時、合川の方々にお世話になったという気持ちが強く、今回、皆さんが訪問する機会ができた。皆さんには、学んだことや経験を生かして中国に限らず世界に飛び出し、色々なことを吸収してそれを日本、北秋田市のために、また自分自身の将来のために役立ててもらいたい」などと述べ、生徒の今後に期待しました。