2014年01月16日
コンテンツ番号7087
第8回山の芋料理コンクール
(2014.1.16)
JA鷹巣町(佐藤清孝代表理事組合長)が主催する第8回山の芋料理コンクールが1月16日(木)、中央公民館で開かれ、工夫を凝らした様々な山の芋料理が出品されました。
山の芋はゴツゴツしたげんこつの形をしている「つくねいも」の一種。一般的に販売されている「長芋」より粘り気がとても強く、鍋にしても崩れにくいのが特徴です。県内では主に大館、鷹巣、田沢湖などで生産されています。秋田県がブランド認証登録作物としているほか、JA鷹巣町でもキュウリととともに最重点野菜と位置付け、生産拡大を推奨している作物です。
コンクールは、地域農産物である山の芋のおいしさや魅力を市民に理解してもらい、家庭の食卓への普及や学校給食での活用など地産地消、食育活動推進につなげるとともに生産拡大を図ることを目的に開催されており、JA組合員のほか料理自慢の市民らが参加しました。
審査委員長を務めた虻川広見副市長ほか、鷹巣町消費者の会の山野内キミ子会長、我が家食堂の柏木昌晃氏など10人の審査員が「見ばえ」、「食味」、「アイデア」、「素材の有効性」の4項目を基準に審査を行い、料理、加工の2部門で最優秀賞、優秀賞、努力賞を選んだほか、全体の中からアイデア賞と、審査員特別賞を決定しました。今回初めての試みとして、審査員特別賞に選ばれた作品は、市がバックアップする事になり、道の駅たかのすのレストランで期間限定で商品化されます。
今回、料理部門には17品、加工部門には12品が出品され、会場の中央公民館ホールには、盛り付けにも配慮した彩り豊かな料理が各テーブルに並べられ、審査員も点数をつけるのに苦労していた様子でした。
各賞の受賞者は次のとおりです。
料理部門
最優秀賞
「ふわふわ月見」
佐藤絹子さん ※審査員特別賞
優秀賞
「山の芋グラタン」
山内ユキエさん
努力賞
「簡単!まきまき山の芋」
中嶋慶子さん
料理部門最優秀賞「ふわふわ月見」
加工部門
最優秀賞
「山の芋野菜入り蒸しようかん」
松岡アツ子 ※審査員特別賞
優秀賞
「フルーツ&人参寒天のデザート」
高橋ミヲ子さん
努力賞
「もっちりふんわり★山の芋ガトーショコラ」
佐藤朋子さん
両部門共通
アイデア賞
「やまのいもラスク」
松尾あゆみさん