2013年04月24日
コンテンツ番号7077
三浦欽一さんが再任
(2013.4.24)
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が、1月27日(月)、市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を三浦欽一さん(69歳)=三木田=に手渡しました。
人権擁護委員は、人権相談を受けたり人権の考えを広める活動をしている民間ボランティアです。
この人権擁護委員の委嘱にあたっては、はじめに市町村長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者を選び、議会の意見を聞いた上で法務局(地方法務局)へ推薦します。そして、法務局において弁護士会及び人権擁護委員連合会に意見を求めて検討した後、法務大臣が委嘱します。
現在、 法務大臣から委嘱されている約14,000人の委員は、全国の各市町村に配置され、地域の皆さんから人権相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済をしたり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行っています。
この度、再任された三浦さんは、昭和54年から森吉地区少年保護育成協議会の委員として、各イベント等での啓発活動などを積極的に行ない、さらに平成8年からは当協議会の副会長を務められています。 平成17年3月に北秋田市を退職してからも、平成18年からは社会福祉法人秋田県民生協会評議員、平成19年からは北秋田市立合川中学校学校評議員、平成21年からは大館人権擁護委員協議会常務委員、平成22年からは北秋田市社会福祉協議会心配ごと相談員など、今回の再任で3期目になる人権擁護委員も含め、現在も多くの委員を務めながら活躍されています。
この日、津谷市長は三浦さんに委嘱状を手渡し、「三浦さんには、平成20年から人権擁護委員を務めていただいていますが、またご難儀をお掛けすることになります。地域の方々、特に子どもや老人など弱い方々には虐待など、大変な問題もあるわけですが、これまでの経験を生かし、そういった方々に救いの手を差し伸べてもらいたい。健康には留十分に意され、北秋田市そして地域のために頑張ってもらいたい」などとあいさつしました。
再任による任期は、平成26年1月1日から平成28年12月31日までです。
北秋田市の人権擁護委員は現在13人。もし日常生活の中で、これは人権問題ではないだろうかと感じたり、法律上どのようになるのかわからなくて困ったりするときは、お気軽に近くの人権擁護委員または法務局にご相談ください。