2014年01月29日
コンテンツ番号7073
鈴木芙由子選手と湊祐介選手に激励金を贈呈
(2014.1.29)
北秋田市出身でソチ冬季五輪へ出場するバイアスロン競技の鈴木芙由子選手(25歳・自衛隊冬戦教、米内沢高校出身)とノルディック複合の湊祐介選手(28歳・東京美装、鷹巣農林高校ー日本大学出身)に、1月29日(水)、市から激励金が贈られました。
贈呈式には、海外遠征中の選手に変わり、鈴木選手の母、美千子さん(51歳・鎌沢)と湊選手の父、隆男さん(57歳・阿仁荒瀬)が出席しました。
激励金を手渡し津谷市長は「秋田県から3人の五輪選手が選ばれた中で、2人が北秋田市出身で大変誇りに思います。ソチでは、怪我に気をつけベストを尽くして頑張っていただくよう、私も心から応援したいと思っています。本人もプレッシャーを感じ、家族の方も大変心配されていると思いますが、選ばれたことが誇りですので、思いっきり頑張ってもらうよう、2人へお伝えしてください」と激励しました。
隆男さんは「ソチ五輪に選んでいただいたことは光栄で、栄誉なことと思っています。バンクーバー大会での忘れ物の金メダルを、今大会で取り返してきて欲しいと思いますが、調子が上がらず苦しい思いをしているのが現実なので、これまでの経験と実績を生かし奮戦奮闘してほしい」と期待を込めました。
美千子さんは「ソチ五輪に選ばれ、また、たくさんの方に応援いただき、本人も喜んでいます。前回の五輪で経験したことや、この4年間で学んだことを生かし、応援してくれるたくさんの皆さんのためにも、一生懸命頑張り、楽しいオリンピックにしてもらいたい」とエールを送りました。
ロシア・ソチ冬季五輪は、2月7日に開会式が行われ(一部競技は6日から始まります)23日まで行われます。
バイアスロン競技とは
スキーの距離とライフル射撃を組み合わせた競技で、走力に加え、射撃の正確性が要求されます。ソチ五輪では、スプリント、パシュート(個人追い抜き)、個人(インディビジュアル)、マススタート(一斉スタート)、リレーが行われます。射撃は、立射と伏射があり、種目により射撃の回数や順番が異なります。1回の射撃で5発撃ち、1発外すごとに、個人では1分が加算され、その他の種目では150メートルのコースを1周するペナルティーが加わります。
ノルディック複合競技とは
ジャンプと距離を組み合わせた競技で、瞬発力と持久力の両方が要求されます。ソチ五輪では個人戦のノーマルヒルとラージヒル、団体ラージヒルが行われます。ジャンプは全種目とも1回のみで、距離(いずれもフリー走法)は個人戦が10キロ、団体は20キロを4人でリレーします。
競技日程
バイアスロン競技(女子)
- 2月9日 スプリント〈23:30〜〉
- 11日 パシュート〈24:00〜〉
- 14日 個人〈23:00〜〉
- 17日 マススタート〈24:00〜〉
- 21日 リレー〈23:30〜〉
(パシュートとマススタートは前競技の上位選手に出場権が与えられます)
ノルディック複合競技
- 2月12日 個人ノーマルヒル ジャンプ〈18:30〜〉・クロスカントリー〈21:30〜〉
- 18日 個人ラージヒル ジャンプ〈18:30〜〉・クロスカントリー〈21:00〜〉
- 20日 団体 ジャンプ〈17:00〜〉・クロスカントリー〈20:00〜〉
※いずれも日本時間です。テレビ放映の時間は各自お確かめください。