2015年12月03日
コンテンツ番号7066
愛称は『ぷらっと』に
森吉山ビジターセンターのオープニングイベントが、12月3日(木)に森吉山阿仁スキー場で行われ、市や県、スキー場の関係者が参加してセンターの完成を祝いました。
当センターは、平成25年度から県と協働で行っている「森吉山まるごとプロジェクト」の一環で整備されたもので総工費は約5200万円。阿仁ゴンドラ山頂駅舎に隣接した木造2階建ての建物で、高山植物等の自然教室や樹氷教室などに活用するレクチャールーム、飲食しながらくつろげるテラスなどがあり、一年間を通して誰でも利用ができるほか、ゴンドラ山頂駅舎と連絡通路でつながっているため、外にでることなく樹氷を観賞することができ、車イスでの利用も可能です。
また、施設の愛称については、273点の公募の中から神奈川県相模原市の内河裕信さんの『ぷらっと』に決定。森吉山観光の方向性である「いつでも」、「だれでも」にあわせて、森吉山を訪れた方に気軽に”ぷらっと”寄ってほしいという思いが込められています。
この日、ゴンドラ山麓駅舎で行われたセレモニーで津谷市長は「この施設整備により、白銀に輝く樹氷や花の百名山で知られる森吉山の雄大な四季折々の美しさをより一層多くの方々知っていただき、喜んでもらえるものと大いに期待している。今後は当施設の管理者であるNPO法人森吉山とともに、森吉山を中心にした北秋田市の情報を、国内外に積極的に発信しながら、多くの方々に喜んでいただける魅力ある地域となるよう努力していきたい」などとあいさつ。このあと、代表者がテープカットを行い完成を祝いました。
セレモニーのあと、参加者はゴンドラに乗り込み、完成した施設を見学。テラスから見える雄大な眺望を堪能しながら、改めて森吉山の素晴らしさを実感していました。
また、この日は山麓駅舎で安全祈願祭も行われ、セレモニーへの参加者やスキー場スタッフが参列して、シーズン中の無事故と利用客の増加を祈願しました。