2015年12月28日
コンテンツ番号7054
今年一年を振り返って
(2015年12月28日)
市長の定例記者会見が、12月28日(月)に市役所本庁舎で行われ、今年一年を振り返っての感想や新年の抱負を述べたほか、森吉山の樹氷観賞について説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
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今年一年を振り返って
今年は地方創生元年といえる年でありました。先行型事業として実施した「スーパープレミアム商品券・宿泊利用券」は、早い段階で完売しましたし、内陸線の秋田ふるさと乗車促進事業も好評をいただき、地元での消費が高まり、地域に大きな盛り上がりを生み出すことができたと考えています。また、「北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、安定した雇用創出、移住・定住、安心して結婚・出産・子育てができる環境づくりの実現に向けて取り組みを進めてきたところです。
観光面では、市の観光の主軸となる森吉山において、まるごと森吉山観光振興プロジェクト事業による森吉山ビジターセンター「ぷらっと」の完成と山麓駅舎のエレベーター設置等により、車イスの方をはじめ「いつでも」、「だれでも」気軽に訪れることができるようになりました。これからの樹氷をはじめ、四季折々の雄大な景色をより多くの方々に楽しんでもらいたいと考えています。
生活基盤の維持向上の面では、南鷹巣団地建替え事業の宮前町団地が完成し、市民ふれあいプラザの工事も順調に進み4月のオープンを予定しています。また、クリーンリサイクルセンター整備事業や、森吉・合川地区統合簡易水道施設整備事業などの大型事業も稼働予定年度に向けた整備が順調に進んでいます。
平成28年度は日沿道の二井田真中ICから鷹巣ICが開通し、この地域の交通体系が大きく変わる思われます。交流人口の拡大や物流の活性化などのストック効果やそのメリットを最大限に生かしながら、北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略の各種事業を着実に実行することで、市民の皆さんが北秋田市に生まれ、育ち、暮らしていることに誇りと希望を持ち、ぬくもりと見守りで地域を盛り上げることで、第二次総合計画の将来都市像に掲げた「住民が主役の“もり”のまち」が実感できるよう、市民の皆さんとまい進していきたいと考えています。
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森吉山阿仁スキー場「樹氷観賞」について
来年1月9日から森吉山の樹氷観賞期間が始まります。今シーズンは降雪が少なく樹氷観賞への影響が心配されましたが、無事に樹氷観賞期間を迎えられそうです。当市では、山形県の蔵王、青森県の八甲田とともに、森吉山を日本三大樹氷観賞地としてアピールしており、樹氷の大きさや迫力はもちろん、ゴンドラ山頂駅舎から徒歩5分で大樹氷群が観賞できる手軽さも魅力としています。特に今シーズンからは、ビジターセンター「ぷらっと」の完成と山麓駅舎のエレベーター設置など、誰でも気軽に樹氷を楽しんでいただけるよう準備していますので、多くの方々に足を運んでいただきたいと考えています。
また、樹氷観賞期間に合わせ、森吉山定期乗合タクシーのほか、内陸線と乗合タクシー、ゴンドラの往復券がセットになった「森吉山観光パス」が販売されます。「森吉観光パス」は、平日最大で1500円お得になるほか、市内施設で「ちょこっとサービス」も受けられますので、ぜひ活用いただきたいと考えています。
記者からの質問
今年一年を漢字一文字で例えると
地方創生の「創」という字と思い浮かべたが、11月・12月と議会で陳謝する事案もあったので、反省の「省」という字を残念ながら選ばせていただき、今年一年を反省しながら新しい年に臨んでいきたいと考えています。
12月の議会で否決となった指定管理について、今後の対応は
今後、再生計画もでてくるわけだが、担当部署である産業部だけでなく、全庁的に横断的な取り組みをして情報を共有しながら進めていきたい。