2015年11月02日
コンテンツ番号7049
磨いた技術で全国一に
(2015年11月2日)
第3回JBN(全国工務店協会)技能競技全国大会で優勝した庄司琢磨さん(32歳・阿仁前田)が、11月2日(月)に市役所を訪れ、津谷市長に優勝を報告しました。
大会は、日本の家づくりを支える大工職人が、優れた技能と技術を磨き、競い合うことを通して人材の育成と活躍を促すことを目的に全国工務店協会(JBN)が平成25年から開催しているものです。大会は9月に大阪府の北大阪高等職業技術専門校で行われ、庄司さんは、一級建築大工技能士レベルのリーダー部門に出場。各自が作成した図面を基に2日間で屋根小屋組の軒回りを製作し、図面の創造性や難易度、製品の精度や完成度を競いました。
この日、庄司さんは、勤務先の有限会社菊地技建の菊地欣一社長(鷹巣建設技能組合長)とともに来庁。菊地社長が「大会に向け、夜遅くまでこつこつと練習を積んでいたが、本人にとって優勝という一生の宝物ができた。大工としてのプライドを持つため、更に挑戦して欲しいと思っている」などと話し、大会の写真や賞状を示しながら結果を報告しました。続いて庄司さんが「開始前は非常に緊張したが、競技が始まってからは落ち着いてやれたのがよかったと思う」と大会を振り返りました。報告を受け津谷市長は「まじめに取り組んでいることが報われうれしく思う。このような技術を持った職人が北秋田市にいることは誇り。優勝を励みにして更にがんばって欲しい」と称えました。