2015年11月17日
コンテンツ番号7037
一人一人の元気が作る地域の未来
(2015年11月17日)
北秋田市男女共同参画社会づくり基礎講座が、11月17日(火)に阿仁ふるさと文化センターで開かれ、講演とグループ討議を通して、男女共同参画の意義や住民が主役の地域づくりの必要性ついて理解を深めました。
講座は「一人一人の元気がつくる地域の未来」をテーマに、男性と女性がともに支え合い、地域社会と関わりながら豊かなシニアライフを送ろうと開かれたもので、人権擁護委員、婦人会、老人クラブ、母子寡婦福祉連合会、職場の代表など約50人が参加しました。
開会にあたり、佐藤浩市民生活部長が「男女共同参画社会を実現するには、様々な分野での取り組みが必要です。今回の基礎講座が、皆さんの地域でのかかわりを見つめ直し、一人一人が自らの問題として考え、行動していただく機会にしてほしい」とあいさつ。続いて来賓の秋田県北秋田地域振興局の渡辺哲也総務企画部長が「県民が持てる力をそれぞれ発揮し、一人一人が生き生きと暮らすことができる男女共同参画社会への取り組みがますます活発化し、広がりを見せるよう協力をお願いします」と述べました。
講座では、上小阿仁村地域活性化応援隊の水原総一郎さんが「地域の魅力を見つめなおす~協力隊・応援隊の活動を通して」と題して講演。上小阿仁村の地域おこし協力隊として赴任し、任期を終えた後も地域活性化応援隊として活動を継続している水原さんは、八木沢集落での生活やこれまでの活動を紹介しながら「地域のお年寄りと若者との共同作業で、お年寄りが若者に色々と教えることではりができ、それに対してうれしい、おいしい、楽しいと言ってくれる存在ができたことで、自分の暮らしがよいものだと気づくことができたと思う」などと話しました。また、「ゼロが1になるのがスタート。まずは、老若男女が面白おかしくやってみることが大切ではないか」と語りました。
講演終了後は、各テーブルにあきたF・F推進員が加わり、「地域の中で、今、わたしができること」をテーマにグループディスカッションが行われ、日頃思っていることなどを積極的に発言し合っていました。