2015年10月10日
コンテンツ番号7008
節目を祝い更なる発展誓う
(2015年10月10日)
鷹巣中央小学校(髙橋謙介校長・児童数132人)の創立140周年記念式典が、10月10日(土)に同校体育館で行われ、児童や教職員、PTA会員、学校関係者、地元自治会長など約260人が出席し、節目を祝いました。
同校は、明治8年9月26日に脇神学校として創立され、昭和22年に沢口村立沢口小学校、昭和44年に鷹巣町立中央小学校に改称。昭和47年には現校舎が完成し、平成17年の市町村合併により北秋田市立鷹巣中央小学校と改称し、現在に至っています。
式典では、はじめに髙橋校長が「私たちはこの記念すべき年にあたり、歴代の先生方や地域の皆さまの教育への理想と情熱をしっかり引き継ぎ、今後の本校の発展に尽くしたい」と述べ、児童に対して「これまでの伝統に、今度は皆さんが、中央小学校の新しい1ページを刻んでいくことが使命であることを忘れないでください」と呼びかけました。
続いて、記念事業実行委員会の長岐邦雄委員長が「沢口地区には、教育を重視する地域性と、協力を惜しまない保護者と学校が一体となって真摯な教育を目指してきた伝統がある。今後は、統廃合など様々な問題が予想されるが、輝かしい伝統を受け継ぎ、先人の功績に学びながら学校と地域のあり方の原点を振り返り、更なる発展を目指したい」とあいさつしました。
この後、北秋田市教育委員会の永井高道教育委員長のあいさつ、市議会の中嶋洋子議員の祝辞に続き、実行委員会から、記念文集と全校児童の写真を掲載した下敷きが児童代表に手渡されました。
式典最後の全校児童による「喜びのことば」では、「私たちはたくさん笑って、時々泣いて、いっぱい喜んで、ともに悩んで、一歩一歩成長していきます。中央小の歴史を受け継ぎ、さらに新しく切り開いていきます」などと元気に呼びかけし、声高らかに校歌を斉唱して更なる発展を誓いました。
また、この日は「みんなが主役!140周年として思い出に残る明るい笑顔をとどけよう」をテーマにした学習発表会も行われ、廊下やホールには児童たちの図画や書写、クラブ作品が展示されたほか、劇やダンス、合唱などのステージ発表で140周年を迎えた喜びを表現しました。