2015年10月11日
コンテンツ番号7012
ふるさとの思い出話に花咲かせ
(2015年10月11日)
第28回東京鷹巣会(成田秀志会長)総会及び懇親会が、10月11日(日)に東海大学校友会館(=東京都千代田区)で行われ、会員や来賓など約180人が出席しました。
同会は、鷹巣地区の旧町村単位で組織する米代会、栄会、沢口会、坊沢会、七座会、小猿部会、綴子会の7地区のふるさと会を母体に、同郷人の親睦とふるさとの応援を目的として、昭和63年10月に結成されました。
総会では、はじめに成田会長が「東京鷹巣会も回を重ね28回目を迎えた。これもひとえに会員はじめお力添えを賜った関係各位のお陰であり感謝する。先日、秋田県内のふるさと会の集まりがあり、県北地域が一丸となってふるさとの発展に向け活動を盛り上げていこうということで志を一つにしたところ。本日も大勢、県北地域のふるさと会のご来賓にお越しいただいた。現在、国では地方創生の取り組みを進めているが、北秋田市も更なる発展を遂げられるよう創意と工夫でふるさと鷹巣、そして北秋田市を盛り上げてほしい。私たちふるさと会も応援していきたい。」などとあいさつを述べました。
また、この日は北秋田市から津谷永光市長、北秋田市議会の長崎克彦副議長のほか、JA鷹巣町、北秋田市観光協会などの関係者が出席。来賓を代表して津谷市長、長崎副議長が祝辞を述べ、津谷市長は「現在、地方創生ということで北秋田版の人口ビジョンと総合戦略の策定作業を進めている。若い世代が安心して結婚・出産・子育てできる環境づくり、安定した雇用の創出と新しい人の流れをつくるため様々な事業に挑戦することにしている。その一環で現在整備を進めている中心市街地の魅力創造のための駅前アーケードの改修や来年度オープンする北秋田市民ふれあいプラザの建設も順調に推移している。大自然のシンボル森吉山では車椅子の方でもゴンドラで景色を楽しんでいただけるようビジターセンターを建設中で、ぜひ足を運んでほしい。世界遺産登録を待つ伊勢堂岱遺跡はガイダンス施設が来年度オープンし、今年は小学生のジュニアボランティアガイドが誕生し好評を得た。また、空港があり、JR鷹ノ巣駅があり、内陸線の始発駅があり、更にあきた北空港ICからは青森県側の東北自動車道へ間もなくつながることになり、まさに交通の要所として観光や産業面で積極的にPRしていく所存。皆さんにもぜひふるさと北秋田を多くの方々にPRしてほしい」などとあいさつを述べました。
この後、成田会長や来賓による鏡割りで懇親会が始まり、テーブルには「きりたんぽ鍋」などの郷土料理が並び、舌鼓を打ちながら互いの近況やふるさとの思い出話に花を咲かせました。また、北秋田市ゆかりの人たちによる民謡や舞踊などの披露や大福引抽選会、輪になっての盆踊りで大いに盛り上がり、市観光物産協会が持参した漬物やあきた蕗などの特産品の売れ行きも好調で参加者は楽しい時間を過ごしながら親睦を深め合いました。