2015年10月19日
コンテンツ番号7027
福田獅子舞の継承に尽力
(2015年10月19日)
秋田県民俗芸能功労者表彰を受賞した福田獅子舞保存会会長の鈴木浩二さん(福田・60歳)が、10月19日(月)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
秋田県民俗芸能功労者表彰は、県内の民俗芸能の保存・伝承に功績のあった個人を顕彰するもので、表彰式は、10月16日(金)に秋田県庁で行われました。
鈴木さんは、昭和39年を最後に途絶えていた福田獅子舞を、自治会や青年会を主導して昭和50年に復活させました。平成14年からは同保存会会長として、舞い手を務める一方、若い会員への技術指導に熱心に取り組み、後継者の育成に努められています。県民俗芸能大会をはじめ、市内外の行事に積極的に参加するとともに、新たに子ども獅子舞を組織し地域で披露する活動を続けるなど、民俗芸能のすそ野を広げる活動に貢献しています。
表彰を受け鈴木さんは「私たちのような小さな集落でも続けていることが、他の保存会の励みになればと思う。福田獅子舞は集落の財産。受賞を励みにさらに頑張りたい」と話しました。
報告を受け津谷市長は「受賞おめでとうございます。民俗芸能は継続もたいへんなことと思いますが、地元のすばらしい芸能を見てもらい広げていくことも大事。今後も期待しています」と受賞を称えました。