2015年10月29日
コンテンツ番号6990
郷土の偉大な作曲家をしのぶ
北秋田市出身の作曲家・成田為三追善演奏会が、10月29日(木)に米内沢の龍淵寺で行われ、関係者や地区の合唱団、一般参列者など約50人が参加し、数々の名曲を残した郷土の偉大な作曲家をしのびました。
追善墓前演奏会は、「浜辺の歌」などで知られる米内沢出身の作曲家・成田為三をしのび、顕彰して後世に伝えていくために毎年、為三の命日(10月29日)に行われています。
本来であれば墓前で行われる予定でしたが、この日は雨のため龍淵寺の本堂に場所を変更して行われました。
はじめに、主催者を代表して三澤仁教育長が、これまでの成田為三の功績を紹介しながら「成田為三先生が亡くなられ、今日でちょうど70年。今年は田沢湖芸術村わらび座で為三さんが公演され、11月3日に行われる浜辺の歌音楽祭は10周年を迎える。また、同日の夜には、為三先生と同じく国立音楽大学を卒業され、世界的にも有名なテノール歌手の村上敏明さんが行われることになっており、この70年の年に様々な催しが行われることに何かの縁を感じている。今日の追善演奏会では皆さんと一緒に心を込めて歌いたい」などとあいさつ。
読経と三澤教育長や浜辺の歌音楽館運営審議会、合唱団コールもりよし、浜辺の歌音楽館少年少女合唱団の代表者が焼香し、このあと浜辺の歌少年少女合唱団が「雨」と「かなりや」を、合唱団コールもりよしが「ほろほろと」を合唱。最後に、三澤由美子さんの指揮により「浜辺の歌」を参加者全員で合唱して、成田為三先生に追善をささげました。