2015年10月31日
コンテンツ番号6993
多くの市民が日頃の文化芸術活動の成果を披露
(2015年10月31日)
平成27年度北秋田市文化祭が、10月31日(土)から11月2日(月)の3日間、鷹巣体育館と文化会館を会場に行われ、多くの市民がステージ発表や作品展示などで日頃の文化芸術活動の成果を披露しました。
今年の文化祭は、展示部門が10月31日から11月2日まで鷹巣体育館で、演示部門が10月31日と11月1日に文化会館で行われました。展示部門には83の団体と個人からの作品が出展され、演示部門には50団体、延べ580人を超える出演者がステージを飾りました。
10月31日の午前9時、演示部門の開会にあたり、北秋田市文化祭実行委員会の成田陸雄委員長があいさつを述べたあと、松踊会の舞踊を皮切りに、コーラスやオカリナ、詩吟などが披露されました。
午前11時からは平成27年度北秋田市芸術文化表彰が行われ、長年にわたり市の芸術文化の発展に貢献された1団体と個人4人が北秋田市文化功労賞を、優れた芸術作品などを創作された個人1人が北秋田市芸術文化奨励賞を受賞し、津谷市長が受賞者一人一人に賞状と記念品を手渡しました。
表彰に続き、津谷市長は「長年にわたる芸術文化への多大な貢献と活動に対して、深く敬意と感謝を表します。特に、文化功労賞を受賞された皆さんは、それぞれの分野で活発な文化活動を展開され、指導者としても市の芸術文化を支えてこられた方々です。今後ますます活躍され、市の芸術文化の振興にお力添えをお願いしたい」などと受賞者にお祝いのことばを述べました。
また、受賞者を代表して小林晋子(くにこ)さんが「芸文協に所属して30数年、常任理事として大過なく過ごしてきたのも歴代の会長さんはじめ、多くの先達、先輩や仲間、良い友だち、そして家族に支えられてのこと。皆さんに感謝したいと思う。これからも元気で北秋田市の一員として少しでも役に立てればと思っている」などとお礼のあいさつを述べました。
このあと、母方の祖母が北秋田市出身のバイオリニスト・加登萌々子(かとうももこ)さんによる特別公演が行われ、艶やかで美しく、芯のあるヴァイオリンの音色が会場を包み込み、来場者を魅了しました。
引き続き、演示部門にはフラダンスや日舞、大正琴、居合道・杖道、マンドリン演奏、民謡など、各団体が出演して日頃の文化芸術活動の成果を披露し、訪れた市民も華やかなステージを鑑賞したり、出演する知人に声援を送ったりなどしながら、会場全員で芸術の秋を楽しんでいました。
一方、鷹巣体育館での展示部門では、保育園児から小・中学校、一般までの83の団体と個人が、書や絵画、写真、俳句、絵手紙、手芸パッチワークなどの作品を一堂に展示し、この1年間の学習の成果を発表しました。また、サブ体育館では、市の生涯学習講座・高鷹大学の学生による作品展示も行われたほか、絵画や絵手紙の制作体験コーナーも設けられ、多くの来場者が文化芸術に親しんでいました。
平成27年度 北秋田市芸術文化表彰
- 功労賞【団体】(1団体)文集母のひとみ会
- 功労賞【個人】(4人) 小林 晋子/佐藤 一太郎/米倉 房/魚住 吉二
- 奨励賞【個人】(1人) 佐藤 真由美