2015年09月02日
コンテンツ番号6986
北秋田市地域おこし協力隊員の着任などについて説明
市長定例記者会見が、9月2日(水)に市役所本庁舎で行われ、平成27年北秋田市議会9月定例会や北秋田市地域おこし協力隊員の着任などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
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平成27年北秋田市議会9月定例会について
平成27年北秋田市議会9月定例会を9月9日に招集することとしました。
今定例会には、「北秋田市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」をはじめとする条例案が8件、補正予算案が6件、北秋田市と秋田県との間の行政不服審査会の事務の委託に関する協議についての単行議案のほか、報告4件、認定23件の計42件の提案を行うこととしています。概要について、一般会計補正予算案については、既定の予算額に4億3千698万7千円を追加して、総額を229億670万3千円とすることとしたものです。
歳出の主なものとしては、
- 通話録音装置購入事業として、27万7千円
- 病児・病後児保育事業として、744万7千円
- 大館能代空港運賃助成事業補助金として、600万円
- マタギの里観光開発(株)経営計画策定支援補助金として、86万4千円
などを計上しています。
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第15回北秋田市縄文まつりについて
先月行われた伊勢堂岱遺跡の「夏休み限定の特別公開」において、ジュニアボランティアガイドの皆さんによる案内やコンサートにより、見学に訪れた方々からは、大変好評をいただきました。
私も1時間ほどジュニアボランティアガイドの案内で遺跡を見学してきましたが、マニュアルどおりの説明ではなく、自分の言葉で説明している姿に大変感心してきましたので、今後もジュニアボランティアガイドが誕生し、多くの皆さんに縄文文化や遺跡に関心を持っていただきたいと考えています。
今月も伊勢堂岱遺跡に関連するPRイベントを予定しており、9月12日(土)午前9時30分から「第15回北秋田市縄文まつり」を北秋田市文化会館にて開催することとしています。
このイベントは、伊勢堂岱遺跡をPRしながら、子どもたちに遺跡に関心を持ってもらうよう開催しているものであり、駐車場では縄文体験青空教室として、「縄文土器づくり」や「まが玉づくり」、「火おこし体験」などの縄文人の生活を体験することができ、午後1時からは大ホールにおいて「縄文音楽祭」が行われます。
最近の研究では、「ストーンサークルは歌や踊りが行われていた場所である」との報告もありますので、縄文音楽祭では当時のマツリを再現するため、縄文をテーマにした音楽や創作ダンスに取り組んでいる市内外の団体に出演いただくこととしています。入場は無料となっていますので、ぜひお楽しみいただきたいと考えています。 -
北秋田市地域おこし協力隊員の着任について
「北秋田市地域おこし協力隊」の募集については、期間を延長して隊員の募集を行い、これまでに1名の方から応募をいただきました。
市では、応募いただいた方へ面接や選考会などの審査を行った結果、10月1日から北秋田市地域おこし協力隊員として、ご着任いただくことに決定しました。
ご着任いただくのは、東京都板橋区在住の「九島千春さん(34歳、女性)」です。
九島さんは、秋田市出身の方で、秋田市内の高校卒業後、東京都で接客業や事務職に従事しながら、ホームヘルパー2級や介護福祉士の資格を取得するなど、常に新しいことに挑戦するエネルギッシュかつ明るい性格の方です。
勤務地は商工観光課となりますが、ご本人の志望動機にもありました「田舎の食文化」の掘り起こしを中心に活動をしていただきながら、「北あきたバター餅」に続く、新たな地域の宝の掘り起こしと、活動を通じて地域に活力を与えていただきたいと期待しているところです。 -
その他(秋田内陸線住民意識調査の実施について)
秋田内陸地域公共交通連携協議会(会長:北秋田市長 津谷永光)では、8月28日(金)に北秋田市、仙北市在住の15歳(高校生)以上の方のうち、3千人を無作為で抽出して「秋田内陸線沿線住民意識調査」へのご協力のお願いと調査票を発送しています。
この住民意識調査は、昨年12月の秋田県議会第三セクター等の経営に関する調査特別委員会からの提言に基づき、秋田内陸地域公共交通連携協議会が、内陸線に関する利用実態を把握するとともに、内陸線の将来あるべき姿について、住民の皆様のお考えをお伺いすることを目的として実施し、今後の施策等の参考とするものです。
調査の回答期限は、9月11日となっており、その結果については、遅くとも11月中に発表する予定としています。
皆様のご協力をよろしくお願いします。