2015年09月06日
コンテンツ番号6971
浦田の夏を熱く締めくくる野外ライブが開催
北秋田市浦田の旧浦田小学校で9月6日(日)、市内外のアマチュアバンドなどによる野外ライブ「魚座造船所LIVE」が開かれ、8組のアーティストがそれぞれ演奏やダンス、民謡などを披露し、浦田の夏を熱く締めくくるイベントに大勢の観客が訪れて地域を盛り上げました。
魚座造船所は、東京藝術大学美術学部教授でアーティストの日比野克彦氏が、昨年開催された国民文化祭あきた2014の内陸線アート事業の一環として、浦田自治会やボランティアとの共同プロジェクトで、旧浦田小グラウンドに制作した全長約10メートル、幅約4メートル、高さ約6メートルの木造船です。
木造船は、冬期間に雪の重みで壊れないよう、降雪前の昨年11月に解体して体育館に保管し、今年6月に浦田自治会の会員など約20人が参加して組み立て作業を行い、今年も11月頃まで展示する予定です。
今回のイベントは、プロジェクトに参加した地元住民でつくる魚座造船所実行委員会(神成幸志実行委員長)の主催。プロジェクトを指揮した日比野氏が提唱する「人が集い、楽しめる場所を」との思いを踏まえ、イベントが企画されました。イベント開催にあたり、日比野氏デザインの魚座造船所プロジェクトのロゴをあしらったスタッフシャツや4色のシールも製作されました。
当日のライブには、浦田おやじバンド、峠のシルバー5、もりよしダンスキッズ、彩加バンド、里の春菊、ヴェルビエントス、北の杜音楽団、民謡・柏木妙子の8組が出演しました。自然豊かな会場で、アマチュアバンドや吹奏楽団、ダンスなど、様々なジャンルのアーティストたちがパフォーマンスを披露し、訪れた観客を盛り上げました。
また、会場ではおにぎりやみそつけたんぽ、焼きそば、焼き鳥、イカ焼き、わたあめ、ポップコーンなどの屋台のほか、ネギやナス、オクラ、枝豆、米粉のシフォンケーキなどの物販コーナーも設けられ、観客が飲食してくつろぎながら、ライブを楽しんでいました。