2015年09月09日
コンテンツ番号6976
平成27年度一般会計補正予算など42件の議案等を上程
平成27年北秋田市議会9月定例会が、9月9日(水)に招集され、平成27年度一般会計補正予算案など42件の議案等が上程され審議が始まりました。
今定例会に上程された案件は、北秋田市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてなど条例案が8件、 平成27年度一般会計補正予算、国民健康保険特別会計補正予算など予算案が6件、単行議案が1件、平成26年度北秋田市決算に係る健全化判断比率などの報告4件、平成26年度一般会計歳入歳出決算などの認定23件です。
このうち、条例案については、今年度完成予定の(仮称)生涯学習交流施設を「北秋田市民ふれあいプラザ」とし、開館時間や使用料などを定めた北秋田市民ふれあいプラザ条例などが上程され、また、平成27年度一般会計補正予算案は、歳入歳出の総額にそれぞれ4億3698万7千円を加え229億670万3千円とするもので、歳出の主なものは、振り込め詐欺や悪質な電話勧誘の被害を防止するため、通話録音装置の貸し出す新規事業にかかる装置購入費用として27万7千円、12月から3月までの冬期間に行う片道2,500円の大館能代空港運賃助成事業補助金として600万円、マタギの里観光開発(株)の経営改善計画書策定への支援86万4千円及び運営資金貸付金として6000万円、財政調整基金積立金の2億3851万1千円などを計上しています。
会議の冒頭、全国市議会議長会定期総会において、4年以上正副議長在職者として長崎克彦副議長が、10年以上在職者として中嶋洋子議員、福岡由已議員、山田博康議員が表彰され、松尾議長より表彰状の伝達が行われました。
本会議では、会期を9月29日までの21日間と決め、それぞれの議案説明と大綱質疑が行われました。なお、上程された議案は各常任委員会に付託され、9月18日から委員会審議に入ります。
大綱質疑の概要は次のとおりです。
議案第94号(北秋田市民ふれあいプラザ条例の制定について)
▼使用料は公民館の使用料を基本として決めたようだが、1時間単位の料金になっている。現在の区分は午前・午後・夜間だが。
より多くの方々に利用してもらい、利用者の負担を低く抑えるため1時間単位にした。
▼交流広場は市民が自由に使用できるスペースと認識していたが、使用料が決められている。市民が自由に使用できるスペースで料金を設定している理由は。
交流広場は市民が自由に使用できるようになっている。使用料は、その場所を利用してイベント等を開催する場合などを想定して設定した。
議案第95号(平成27年度北秋田市一般会計補正予算(第2号)について)
▼マタギの里観光開発からクウィンス森吉の指定管理の取り消しの協議があったことが8月31日に議会に報告されたが、その後の動きは。
協議の結果、指定管理期間の3月31日まで営業を継続することになった。
▼予算計上されているのは経営改善計画についてだが、クウィンス森吉についての改善計画は。
経営改善計画は、マタギの里観光開発が指定管理している5施設を網羅した計画なので、クウィンス森吉も含んだ改善計画となる。
▼クウィンス森吉の改善計画については、様々な視野から検討する必要があると思うが。
クウィンス森吉の在り方、マタギの里観光開発の経営の在り方については、ある程度切り離して考える必要がある。
大綱質疑の後、各常任委員会から2人ずつ6人の議員が決算特別委員会委員に選任され、その中から委員長に大森光信議員、副委員長に武田浩人議員が選任されました。
■決算特別委員会
山田博康議員、大森光信議員 (総務文教常任委員会から)
佐藤文信議員、武田浩人議員 (市民福祉常任委員会から)
三浦倫美議員、庄司憲三郎議員 (産業建設常任委員会から)