2015年09月15日
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阿仁地区で一緒に過ごしてきた仲間たちと談笑
平成27年度阿仁地区の敬老式が、9月15日(火)に阿仁ふるさと文化センターで開かれ、約280人が参加して長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,293人(男2,903人、女5,390人)で、そのうち阿仁地区の対象者は979人です。このうち、阿仁地区で、白寿を迎えられた方は2人、米寿は37人、また、75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は60人です。
式典では、はじめに津谷市長が「戦争という苦境を乗り越え、豊かな日本、豊かな阿仁を築かれた皆さんに心から敬意と感謝を申し上げる。先日の報道で日本が健康寿命で世界一との研究報告があったが、皆さんの姿を見て、この結果は間違いないと確信した。健康に一番大事なことは笑う事。今日は同じ阿仁地区で一緒に過ごしてきた仲間同士、思い出話や近況を語りながら楽しい時間を過ごしてもらいたい。最近はだいぶ寒くなってきたが健康に留意され、来年もまた元気にお会いできることを心から願っている」などとあいさつ。
また、市からの祝品を新敬老代表の中島ミエさん(上新町)と米寿代表の佐藤二郎さん(根子)にそれぞれ手渡しました。
続いて、大阿仁小学校5年の柴田林太さんが「僕のおじいさんとおばあさんは、相撲大会の時、いつも応援に来て大きな声援をくれるので、緊張していても元気になる。全県大会の個人戦で優勝できたのもおじさんとばあさんのおかげ。おじいさんとおばさんは、家の仕事のほかにも僕たちを病院に連れていってくれたり、ひいお婆さんのお世話をしたりと、とても働き者。僕たちが毎日安心して生活できるのは、おじいさんとおばあさんのおかげだと、この作文を書きながら感じた。おじいさんとおばあさんには、これからも健康に気を付けて長生きしてほしい」などと敬老作文を発表しました。
このあと、来賓の松橋隆・市議会議員、近藤健一郎・県議会副議長、北林丈正・県議会議員が、それぞれ祝辞を述べ、最後に新敬老を代表して菊地忠雄さん(幸屋渡)が「気づけば75歳。こんなに長い月日を過ごしてきたのかという思いとともに、人生80歳という時代、まだまだ一花咲かせなければ、という思いでいる。これからも地域社会の発展に寄与することを誓い、この会の開催にご協力いただいた皆さんに感謝を申し上げる」などとあいさつを述べました。
式典終了後、吉田仁吉郎・市議会議員の乾杯の音頭で祝宴が始まり、保育園児や小学校の児童、婦人会などによるステージでの踊りや歌を観賞しながら、お互いの近況などを語らいながら楽しい時間を過ごしていました。