2015年09月25日
コンテンツ番号6954
災害時の燃料供給等を協定
鷹巣阿仁スタンド会(森澤徳夫会長)と北秋田市との「災害時の協力に関する協定」締結式が、9月25日(金)に市役所で行われ、災害が発生した際の協力体制に関して協定を締結しました。
締結式には、市から津谷市長、虻川広見副市長が、鷹巣阿仁スタンド会からは、森澤徳夫会長、米倉章副会長、佐藤元範事務局長が出席。津谷市長と森澤会長が、それぞれ協定書に署名押印し、協定が締結されました。
本協定は、災害時において避難所等を含む公共施設及び公用車や緊急自動車等への優先的な燃料供給、救助活動に使用できる自動車整備用工具類等の提供、その他の協力体制について協力をいただくものです。
協定締結後、津谷市長は「市としても日頃から鷹巣阿仁スタンド会さんにはお世話になっていますが、この度、災害時の協力に関する協定を結ばせていただいたことは、非常に心強く思っております。皆さんのご厚意に応えられるよう、しっかり頑張りたい」などと感謝のことばを述べました。
つづいて、森澤会長は「これまで長年、地元で営業をさせていただき、常々市民の皆さんあるいは市に対して感謝の意を表したいという気持ちを持っていました。この地域では、しばらく大きな災害はありませんが、地球温暖化など異常気象と見られる現象が近年頻発しており、また、私どもが販売している油は、ほとんど中東から来ておりますので、国際紛争が起こればどうなるか分からないという思いを抱いております。災害時には、少しでも市民の皆さんのお力になれればという気持ちですので、よろしくお願いします」などと述べました。
今回の締結により、北秋田市と災害協定を結んでいる団体は、民間23団体、行政34団体となっています。
【協力内容】
(1)燃料の供給
災害時に公共施設等への燃料等の給油は、契約している事業所へ依頼することになるが、契約事業所で対応できない場合、又は公用車や緊急自動車への給油について鷹巣阿仁スタンド会へ要請することにより優先的に燃料等の供給を受けることができる。
(2)簡易救助用具の提供
ハンマー、バール、金てこ、ジャッキ等人命救助に使用できると認められる工具類の提供。
(3)その他の協力体制
▽被災者に対してのラジオ・テレビ等による情報提供。
▽高齢者・児童等への避難場所の提供。
▽応急手当の実施。
▽緊急応急井戸による飲料水及び生活用水の提供。
▽トイレの提供。