2015年07月07日
コンテンツ番号6406
渡辺美喜夫さんが再任
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が、7月7日(火)に北秋田市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を渡辺美喜夫さん(68歳・浦田字大渕)に手渡しました。
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け問題解決のお手伝いや、法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済をしたり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるよう啓発活動を行う民間ボランティアです。
委員は、公平かつ客観的な立場で物事を判断することでき、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解のある人でなければならず、選任にあたっては、市町村長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者を選び、議会の意見を聞いた上で法務局へ推薦し、さらに法務局において弁護士会及び人権擁護委員連合会に意見を求めて検討された後、法務大臣から委嘱されます。
渡辺さんは、あきた北央農業協同組合の職員を退職された後、前田公民館長や森吉公民館長などを歴任され、積極的な地域活動を行ってきました。人権擁護委員は平成21年7月に初就任し、平成23年からは大館人権擁護委員協議会の常務委員を務められるなど2期6年間尽力され、今回の再任で3期目となりました。再任の任期は平成27年7月1日から平成30年6月30日までです。
伝達式では、津谷市長が渡辺さんに委嘱状を手渡し、「これまでも市民の安全安心のため、ご難儀をお掛けしてきたが、今後も人権擁護委員として頑張っていただきたいく、3期目となる法務大臣の委嘱状を交付させていただいた。渡辺さんは、漫談や落語が得意で、周りの人を楽しませてくれるという声が聞こえてきている。皆さんからの評価も高く、私としてもたいへん心強く思っている。これからも健康に留意され、地域の方々が明るく元気に暮らしていけるようお力添えをお願いしたい」などと、さらなる活躍に期待を込め、あいさつをしました。
人権擁護委員は無報酬ですが、現在、約14,000人の人権擁護委員が全国の各市町村に配置され、積極的な人権擁護活動を行っています。
北秋田市には、現在14人の人権擁護委員が配置されています。もし日常生活の中で、これは人権問題ではないだろうかと感じたり、法律上どのようになるのかわからなくて困ったりするときは、お気軽に近くの人権擁護委員又は法務局にご相談ください。