2015年07月19日
コンテンツ番号6381
(2015年7月19日)
ヒグマの放牧場に入ってエサ隠し
阿仁熊牧場「くまくま園」のリニューアルオープン1周年記念感謝イベントが、7月19日(日)に同園で行われ、ヒグマの放牧場にエサを隠すゲームやツキノワグマの子グマとのふれあい体験に、多くの親子連れが訪れにぎわいました。
阿仁熊牧場は、廃業した旧秋田八幡平クマ牧場からヒグマを受け入れるため、既存の隣接地に新たにヒグマ舎を建設し、昨年の7月19日にリニューアルオープンしました。リニューアルオープンから7月18日までの一年間の入場者数は30,512人で、リニューアル前の一年間の入場者数8,441人を大きく上回りました。
開会行事で、上杉二三男社長は「ここにしかないプログラムやイベントを行い、誘客に努めていきたい。皆さんに愛されるくまくま園でありたい」とあいさつ。続いて津谷市長は「放置された八幡平の熊を、殺処分するのはしのびないとのことで引き受け、知事も英断し、立派な施設を作っていただいた。秋田県は、動物を含めて、生命を大切にする優しい県であるということを、ここから発信していきたい。多くの方々にくまくま園に来ていただき、命の大切さを確認し合えるリニューアル1周年記念にしたい」などと述べました。
この日は、記念イベントとしてヒグマの放牧場見学とエサ隠しゲーム、2月に生まれたツキノワグマの子グマとのふれあい広場、男鹿水族館GAOによるお出かけ水族館、ジャズバンド「スウィングチェリーズ」の生演奏などが行われ、人気を集めました。
このうち、ヒグマの放牧場見学とエサ隠しゲームでは、普段は立ち入ることのできないヒグマの放牧場に家族連れが入り、係員が用意したスカイやトウモロコシ、プラム、ハチミツを塗ったパンなどを擬木の上や石と石の間に隠すように置き、放たれるヒグマが、エサを探して食べる様子を観察しました。
同園には、ヒグマ18頭とツキノワグマ41頭が飼育されており、11月上旬までは毎日開園します。
阿仁熊牧場(くまくま園)
- 開園時間:9時00分~16時00分(最終入園=閉館30分前)
- 開園期間:4月25日~11月上旬 ※冬期間の見学は要予約
- 入場料:大人700円、小・中学生300円、幼児無料
お問い合わせ
マタギの里観光開発株式会社
TEL:0186-84-2612