2015年06月01日
コンテンツ番号6362
秘境小又峡とを結ぶ遊覧船が運航を開始
奥森吉・太平湖の湖水開きが、6月1日(金)に太平湖グリーンハウス行われ、秘境小又峡とをつなぐ遊覧船の運航が始まりました。
太平湖は、昭和28年に森吉ダムの完成によってできた周囲30キロメートル、面積195ヘクタール、深さ58メートルの人造湖。湖には大小13の渓谷渓流が注ぎ、サクラマス、イワナ、コイ、ワカサギ等が多く生息し、観光客や釣リ人でにぎわいます。
また、 小又峡は、森吉山東麓のノロ川原生林を源として大小10余りの瀑布、 おう穴、深渕(しんえん)からなる原生峡で、県の名勝天然記念物に指定されており、小又峡船着場から1.8キロメートルの遊歩道が整備され、横滝・曲滝・ガマ淵・三角滝・穴滝・化ノ淵・化ノ滝・化ノ堰・化ノ穴滝と個性あふれる滝や、遊歩道の終点に現れる高さ20mの三階滝などが観光客を楽しませてくれます。
この日は、太平湖グリーンハウス内で安全祈願の神事が執り行われ、遊覧船を管理するマタギの里観光開発株式会社(上杉二三男・代表取締役)の職員や関係者、観光客など約20人が参加し、今シーズンの無事故を祈願しました。
神事のあと、主催者を代表してマタギの里観光開発(株)の桜田聡・取締役統括部長は「自然災害等による損壊の復旧が追い付かず、乗船客も年々減少しているが、旅行業者からは多くの問い合わせをいただいており、まだまだ旅行業者の方々にとっても興味のある観光資源であると確信させられた。今日から遊覧船の運行が始まるが、何よりも安全を第一に考え運行していきたい」などとあいさつ。
続いて、来賓を代表して北秋田市議会の庄司憲三郎議員が「湖水開きが、多くの方々の参加のもと開催されたことを心からお喜び申し上げる。太平湖をはじめ、小又峡、森吉山は全国的にも素晴らしい観光地だが、道路整備が遅れている。お客さんに来てもらうためには、バスが通れるような道路が必要であることからも行政には強く要望していく。今後、県や市、市議会、マタギの里観光開発が一緒になって、多くの方々に来ていただけるよう頑張りましょう」などと祝辞を述べました。
このあと、関係者や運行を待ちわびていた観光客が、遊覧船『森吉丸』の第一便に乗り込み小又峡船着場へと出航。写真を撮ったりしながら、新緑の木々で囲まれた湖と白く雪が残る森吉山の景色を楽しみました。
遊覧船は、6月1日の湖水開きから10月の紅葉シーズンまで、毎日7便が運航され、皆さんを四季彩豊かな秘境小又峡へと案内します。
大人 | 1100円 |
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小人 | 550円 |
大人 | 1000円 |
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小人 | 500円 |
行き(北清水浅橋) | 帰り(小又峡橋発) |
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9:30 | 10:00 |
10:30 | 11:00 |
11:30 | 12:00 |
12:30 | 13:00 |
13:30 | 14:00 |
14:30 | 15:00 |
15:30 | 16:00 |