2015年06月07日
コンテンツ番号6348
イベントを通して地域を元気に
(2015年6月7日)
第31回ふるさと踊りと餅っこまつり(和田テヱ子実行委員長)が、6月7日(日)に 鷹ノ巣駅前・銀座通りを会場に開かれ、盛りだくさんの催し物にたくさんの人が訪れてにぎわいました。
このイベントは、昭和59年、鷹巣町婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)が、米の消費拡大と地域の活性化をねらいに同年10月に鷹巣町婦人会総会フェスティバルとして実施した「通り踊り」や米代児童公園での餅の販売がはじまり。翌60年から町商工会やJA、各地区婦人会などの協力で現在の名称で続いてきたものです。
晴天に恵まれたこの日、駅前通り、銀座通りが歩行者天国となり、餅の販売やフリーマーケットなどに各団体が出店したほか、特設ステージでは、子どもたちのダンス披露や綴子下町大太鼓保存会の獅子踊り、北秋田地区保育士会と各婦人会による「たかのすふるさと太鼓」の演奏と踊りなどのほか、市外から能代市の二ツ井恋舞と大館市の鳳翔華が出演してよさこいを披露し、観客を楽しませました。
また、餅の販売会場では、お焼きやごま餅、笹餅などのほか、北秋田市特産のバター餅も並び、開店と同時にお店の前には人だかりができていました。
恒例の餅の引き伸ばし大会は、3升の餅を臼と杵でついたあと、約200人の参加者が東西に分かれてそれぞれ1.5升の餅を伸ばしその長さを競いました。今年の引き伸ばしは、東軍が49メートル、西軍が41.2メートルで、東軍が勝利。伸ばした餅は、参加者をはじめ来場者にも、おしるこにして振る舞われました。
午後1時30分から行われた開会セレモニーでは、和田実行委員が「このイベントは、地元産の消費拡大と販路拡大を図りながら地域の交流の輪を広げ、まちの活性化につなげることを目的に行っており今回で31回目を迎えた。これから太鼓や踊りのパレードが始まるが、小さいお子さんからお年寄りまで男女を問わず、練習に練習を重ねた成果を皆さんに披露する。是非、沿道の皆さんには熱い声援をお願いしたい。そして、今日は一緒に歌ったり、踊ったりして楽しんでいただき、明日からの元気につなげてもらいたい」などとあいさつ。
続いて、来賓の津谷市長、北秋田地域振興局の佐藤博局長、北秋田市商工会の藤本忠会長、鷹巣銀座通商店会理事の佐藤大さんが祝辞を述べ、このうち津谷市長は「31回という長きに渡り続けてきてくれた実行委員会をはじめ、多くの関係者の皆さんに心から感謝を申し上げる。この北秋田市は、空港があり、特急が停車する駅、新幹線が停車する角館駅とを結ぶ内陸線があり、高速道路も延びてきている。これほど県北地区で交通の整備がされているところはない。そして、地域には多くの伝統芸能やお祭りがあることを私たちはしっかりと胸に刻み、誇りにしなければならない。先ほど、二ツ井と大館の方々の力強い踊りが披露されたが、ふるさと踊りでは、そのパワーに負けない踊りが見られることを願っている」などとあいさつを述べました。
セレモニーの後、始まったふるさと踊りは、綴子下町の大太鼓が豪快な音とともに行列を先導し、それに続いて、たかのすふるさと太鼓や各地区婦人会、市内の企業など23団体から参加した踊り手で通りを埋め尽くしました。子ども太鼓のかわいい太鼓演奏やしなやかで美しい踊りに、沿道の観衆からは大きな拍手が送られていました。
- 餅の引き伸ばし
- ステージイベント
- オープニングセレモニー
- ふるさと踊り