2015年06月07日
コンテンツ番号6347
第2回目の航海開始
(2015年6月7日)
昨年開かれた国民文化祭あきた2014の内陸線アート事業の一環として、旧浦田小学校グラウンドに制作した「魚座造船所」の組み立てが、6月7日(日)に現地で行われ、地元住民などが参加して作業に汗を流しました。
魚座造船所は、東京藝術大学美術学部教授でアーティストの日比野克彦氏が、地域のコミュニケーションを促し、人が集う交流の場を作ろうと、浦田地区の住民やボランティアと共同で制作した、全長約10メートル、幅約4メートル、高さ約6メートルの木造船のオブジェ。雪の重みで壊れないよう、船の形を成している板を外せる設計で、降雪前の昨年11月に解体して旧浦田小学校の体育館に保管していました。
第2回目となる組み立て作業には、プロジェクトに参加した浦田自治会(会長柳山敏幸)の会員や制作を担当した業者、ボランティアなど約20人が参加。設置場所のグラウンドの草刈りを行った後、体育館に保管していた船のパーツを運びだし、設計図で確認しながら一つ一つのパーツをロープで結び、約4時間かけて完成させました。
浦田自治会では、9月頃にも魚座造船所を活用しながらコンサートなどのイベントを開く計画です。