2015年05月20日
コンテンツ番号6301
森吉山を核とした観光PRロゴの作成などについて説明
市長の5月定例記者会見が、5月20日(木)に市役所で開かれ、北秋田市スーパープレミアム宿泊利用券及びスーパープレミアム商品券の販売や森吉山を核とした観光PRロゴの作成などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
1.平成27年北秋田市議会6月定例会について
平成27年北秋田市議会6月定例会を5月27日に招集することとしました。
今定例会には、「北秋田市市税条例等の一部を改正する条例の制定」についての専決処分をはじめとする承認が6件、「北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の制定について」をはじめとする条例案が2件、補正予算案が10件、北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事に伴う工事請負契約の締結などをはじめとする単行議案が2件、報告4件の計24件の提案を行うこととしています。
概要について、一般会計補正予算案については、既定の予算額に2億4,642万7千円を追加して、総額を224億6,971万6千円とすることとしたものです。
歳出の主なものとしては、
◎本庁舎の耐震補強工事と非常用電源設備の整備として、 8,663万3千円
◎「道の駅たかのす」敷地内への農産物直売所の建設事業として、 8,034万8千円
◎県北地区死亡獣畜保冷施設整備事業(死亡獣畜等を処分するまでの一時保管施設の建設事業)として、 3,591万4千円
◎「防災キャンプ」と「マタギの地恵体験継承ツアー」の実施による「子どもと自然をつなぐ地域プラットフォーム形成支援事業」として、 109万9千円 などを計上しています。
2.雇用の確保、定住促進に向けた制度改正について
今年度より、雇用の確保並びに定住促進の更なる推進のため、従来の制度を見直し、5つの新たな取り組みを開始しています。
一つ目は、「北秋田市雇用促進制度」の創設についてです。この制度は、市内の事業所が正規の雇用を行った場合、一人につき年額10万円を事業主に3年間交付するというもので、これまで商工業と限定していました北秋田市緊急雇用奨励金制度の拡充を図り、さらに使いやすくしたもので、新規に従業員を採用しやすくし、雇用の拡大につなげるものです。
2つ目は、設備投資を行う企業へ無利子融資を行う「ふるさと融資制度」の改正で、雇用要件や投資額要件などの融資適用基準を緩和し、事業拡大に向けた事業所の一助となるよう支援を行います。
3つ目は、新たに起業される事業者に対しての「起業支援事業制度」の改正です。これまでは県が実施している「起業支援事業制度」へ市が嵩上げ支援をする形でしたが、事業の受付時期が年2回しかなく、起業者へのタイムリーな支援が困難でした。今回の改正では、市独自の助成と位置づけ、通年の受付を行うことで起業者への円滑な支援を行います。
4つ目は、「北秋田市働く場づくりサポーター制度」の創設です。これは、幅広い業種の事業所誘致を進め、多様な業種の雇用の拡大を図るため、情報提供や事業所との橋渡しを行っていただける方(サポーター)を広く募集するもので、誘致が成功した場合には、成功報酬を支払います。
5つ目は、「北秋田市資格取得支援助成金」の改正です。これまでは求職者のみを助成対象としていましたが、対象範囲を拡大し、これから就職を希望される学生やすでに就労している方も助成の対象としました。
以上、5つの制度を紹介しましたが、いずれもこれまでの実績や効果を検証したうえで、より利用しやすく、より効果的なものとなるよう創設や改正を行ったものですので、多くの皆様に制度を有効に活用いただくことを期待しています。
3.北秋田市スーパープレミアム宿泊利用券及びスーパープレミアム商品券の販売について
観光客のさらなる誘客を図るとともに、市内での個人消費を喚起するため、市内宿泊施設で使用できるプレミアム宿泊券「北あきた宿発見(しゅくはっけん)」を発行します。
この宿泊券は、額面6,000円の宿泊券を3,000円で販売するもので、市内19か所の宿泊施設での利用が可能で、来年2月29日まで利用できます。販売開始は6月1日からとしており、北秋田市鷹ノ巣駅前観光案内所ほか、市役所本庁舎内の生活課とそれぞれの各窓口センターで販売を行います。この宿泊券は団体を除く個人が対象で、1回の購入につき5枚を上限として販売し、発行予定の2,800枚が売り切れ次第、終了します。
また、7月にはスーパープレミアム商品券も販売します。
このスーパープレミアム商品券は、1セット500円券12枚綴りの6,000円分の商品券が5,000円で購入できるというもので、20%のプレミアム率となっており、一人10セットまで購入できます。
販売開始は7月4日からとなっており、4日(土)と5日(日)は混雑が予想されるため、鷹巣地区は北秋田市交流センター、合川・森吉・阿仁地区では北秋田市商工会各支所で販売します。なお、6日以降は北秋田市商工会本所と各支所で販売します。
この商品券の取扱店については、市内約1,600の事業所に登録加盟の案内を行っているところであり、5月19日現在で151の加盟をいただいています。ぜひ多くの事業所にご参加いただきたいと考えているところであり、商品券を利用される方が一目で取扱店であるとわかるようなステッカーを表示することとしています。
また、この商品券は子育て世帯を応援するため、平成27年5月1日現在で、平成9年4月2日以降に生まれたお子さんが2人までの世帯には、4,500円で、3人以上いる世帯には、4,000円の「子育て応援価格」で販売を行います。
この「子育て応援価格」での販売は、一世帯10セットまで購入が可能で、対象となる世帯には、6月中旬に購入ご案内のはがきを郵送する予定です。
今回のこのプレミアム商品券は、これまでの商品券よりもプレミアム率が高く、発行部数も6万7千5百枚となっており、例年の5倍となっています。ぜひ多くの皆様方に購入いただき、地域消費の拡大に繋げていただきたい。
4.森吉山を核とした北秋田市観光PRロゴの作成について
秋田県との協働プログラムとして進めている「まるごと森吉山観光振興プロジェクト」事業の一つとして、このたび森吉山を核とした北秋田市の観光PRロゴを作成しました。
この観光PRロゴは、イメージデザインを用いて地域資源のブランド化を図ることを目的として、国立大学法人 東京芸術大学に作成を依頼したものです。
見た方の印象や記憶に残りやすく、森吉山に抱かれた豊かな自然や文化、風習など「本当の豊かな暮らし」が残る北秋田を表現する「山わらうよう」な明るいイメージのロゴとなっています。
市内の様々な観光資源とこのロゴを組み合わせて使用することで、北秋田市をまだ知らない方にも、明るく親しみやすいエリアとして認知していただけるよう、あらゆるものに活用していきたいと考えています。