2015年05月24日
コンテンツ番号6293
伊勢堂岱遺跡のPRに大きな期待
伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイド設立総会が、5月24日(日)に中央公民館で行われ、ボランティアガイドを務める児童生徒に委嘱状が交付されたほか、活動スケジュールが説明されました。
伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドは、ふるさとが誇る伊勢堂岱遺跡への興味関心を高め、体験的実践を通して遺跡への愛着神を醸成するとともに、世界遺産登録推進の一助となることを目的に、鷹巣地方史研究会と教育委員会が共催して設立しました。
対象は市内小学校4年生から高校生までで、今回の募集には27人が応募。この27人は平成28年3月31日まではボランティアガイドとして、伊勢堂岱遺跡のPR活動を行います。
この日は、生涯学習課の佐藤要課長が、出席した17人のボランティアガイド一人一人に委嘱状を交付し、続いて主催者を代表して鷹巣地方史研究会の照内捷二会長が「ジュニアボランティアを募集したところ、多くの方々が応募していただき驚いている。夏には一般公開を予定しており、たくさんの人が訪れることからも皆さんの活躍が必要。こうした活動から世界遺産登録になり、日本全国から人が訪れることで、地域の元気につながることを期待している。短い期間だが、ガイドとして自信と誇りをもって頑張ってもらいたい」などとあいさつを述べました。
このあと、生涯学習課の榎本剛治主査が、伊勢堂岱遺跡について講義をし、その中で榎本主査は、今日覚えてもらいたいこととして「伊勢堂岱の名前の由来は地名からきたもの。昔、伊勢堂という神社があり、『岱』という字は高台を表しているといわれている」などと遺跡の名前について説明。また、数字の『4』をキーワードに「伊勢堂岱遺跡は4000年前に造られ、4つのストーンサークルでできている」となどと話し、参加者はその話を聴きながら熱心にメモをとっていました。最後に、榎本主査は「皆さんには見に来た人たちに、伊勢堂岱遺跡が世界遺産にふさわしいものだと思ってもらえるような説明をするという大きな役割を担ってもらうことになる。ガイドをすることは難しくないので、自信を持って勉強に取り組んでほしい」と激励しました。
今後、ボランティアガイドの皆さんは、交流センターで3回と伊勢堂岱遺跡現地で1回の事前研修を受講し、伊勢堂岱遺跡が一般公開される8月14日(金)から16日(日)までの3日間、現地でガイドを務めます。