2015年05月27日
コンテンツ番号6286
一般会計補正予算案など24議案を上程
平成27年北秋田市議会6月定例会が5月27日(水)に招集され、平成27年度一般会計補正予算案など24件の議案等が上程され審議が始まりました。
上程された案件は、北秋田市市税条例等の一部を改正する条例の制定などの専決処分の承認6件、北秋田市死亡獣畜保冷施設設置条例の制定など条例案2件、補正予算案10件、北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事に伴う工事請負契約の締結などの単行議案2件、報告4件の合計24件です。
このうち、平成27年度一般会計補正予算案は、歳入歳出の総額に2億4,642万7千円を追加して総額を224億6,971万6千円とするものです。歳出の主なものは、本庁舎の耐震補強工事と非常用電源設備の整備8,663万3千円、道の駅たかのす敷地内への農産物直売所の建設事業8,034万8千円、県北地区死亡獣畜保冷施設整備事業3,591万4千円、防災キャンプとマタギの地恵体験継承ツアーの実施による子どもと自然をつなぐ地域プラットフォーム形成支援事業109万9千円などを計上しています。
本会議では会期を6月11日までの16日間と決め、平成27年度北秋田市一般会計補正予算などの議案が上程され、それぞれの議案説明と大綱質疑が行われました。
大綱質疑の概要は次のとおりです。上程された議案は各常任委員会に付託され、5月28日から審議に入ります。
(議案第69号 平成27年度北秋田市一般会計補正予算〈第1号〉について)
【質問】農産物直売所の建設は、当初予算に計上すべきでなかったのか。
【答弁】運営主体についてJA鷹巣町と協議をしてきたが、このたび条件が整ったため予算計上した。
【質問】死亡獣畜保冷施設の規模、受入能力は。また、使用料の決め方、維持管理について補助があるのか。
【答弁】敷地面積2411平方メートルで、コンテナ2基、つり上げ用のチェーンロックを備える。コンテナ一基には、最大4頭が入る。使用料は、県南にある類似施設を参考にした。運営について県の補助はないので、使用料を除いた分を構成する市町で負担する。
(議案第79号 工事請負契約の締結について(北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事)
【質問】一括発注になっているが、地元企業が参加できるよう分割発注にする考えはなかったのか。
【答弁】特殊な施設なので、総合評価一般競争入札という手法をとった。炉のタイプを含めた提案と金額を審査委員会で審査し決定するという手続きを踏んだもので、分割は考えづらかった。
【質問】今後のスケジュールは。
【答弁】今年度は実施設計と建設に伴う諸手続きを予定し、一部造成工事に着手できればと考えている。建物の建設は平成28年度と29年度に行い、29年の秋頃に試運転を行い、30年3月に完成の見込み。
【質問】人口減少が進む中で、大型の施設を必要とする根拠は。
【答弁】平成30年のごみ処理量の予測に基づき規模を決定している。その後も人口減少が予想されるが、稼働する時点で処理できなければならないので、それに見合った規模になっている。
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