2015年04月01日
コンテンツ番号6270
津谷市長に受章を報告
平成26年度農事功績者表彰で、緑白綬有功章(りょくはくじゅゆうこうしょう)を受章した藤岡茂憲さん=李岱・62歳=が、4月1日に市役所を訪れ、津谷市長に受賞の報告をしました。
農事功労者表彰は、公益社団法人大日本農会(総裁・秋篠宮文仁親王)が、農業・農村の振興発展に功績のあった方々に表彰しているもので、明治27年から行われています。受章者は都道府県知事等から推薦され、審査委員会で慎重に審査された後、理事会の議決で決定されます。
藤岡さんは、昭和50年に就農され、平成9年に農業生産法人の有限会社藤岡農産を立ち上げ事業規模を拡大し、平成17年には農林水産大臣賞を受賞されました。また、農政においても平成2年から合川町農業委員会の委員を務められ、4町合併後も北秋田市農業委員として地域農業の発展に尽力されているほか、平成25年からは日本農業法人協会会長に就任され、全国の農業法人のリーダーとして活躍されています。
この日、藤岡さんは受章した感想として「名誉なことなどで、たいへん嬉しく思っている」と喜び言葉を述べ、今後については「農業をする人が少なくなっているので、これから農業をやる若い人には可能性があると思うが、一番の課題は販路をどうするかだと思っている。これからも自分自身、頑張っていきたいと思っているが、後継者の育成にも努めていきたい」などと抱負を述べました。
受章の報告を受け津谷市長は「受章おめでとうございます。周りに高齢者が増えるなかで、そういった人たちにも働く場所を提供してくれているので地域の人たちも生き生きとしていて、こういったことも今回の受章につながったものと思っている。今後も後継者の育成にご尽力いただきたい」などとの祝福しました。